SOSが鳴ってる

価格：￥2,500

カテゴリ： CD

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別に詩を書いたりギターを弾いたりしなくても、ただ不惑の中年として生きられればどんなにラクか。超がつくほど繊細なロックンロール元・小僧2人のブルーズは日本人ならではのものだ。作品としては13年というブランクが開いたものの、彼らのブルーズは、以前の音楽的滋味とエモーションに加え、具体的な問題提起をも内包したものとなった。強烈なリフ、上昇するメロディ、すべてが13年前よりアグレッシヴ。リズムがパーカッションからドラムに変わったのも当然だと感じる。この2人が中心にいて、その気になればいつだってロックはロールしはじめる。2004年のフジロックでチャボは、興奮と感動でTシャツをビリビリ破いていた、昔と同じく。（石角友香）

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Ｒ＆Ｒ　Ｔｏｎｉｇｈｔだけ聞いてもいいです ★★★★★

僕等はどれだけの夏を迎えられるだろう　どれだけの夏を見送れるだろう・・・「Ｒ＆Ｒ　Ｔｏｎｉｇｈｔ」より。もうこの歌詞の一部だけでピンときたあなたはこのＣＤを買っても損はないでしょう。もちろん「あこがれのＳｏｕｔｈｅｒｎ　Ｍａｎ」や「Ｇｅｔ　Ｂａｃ」など良い曲が一杯です。僕は土屋公平さん自身のことはほとんど知りませんが（堂本兄弟に出ていたギタリストくらいの知識しかありません）チャボのファンなので聞きました。ただファーストアルバムとは甲乙つけがたいですが１３年分の年月を経ているだけこちらのほうがシブ目かな？

え？ ★★☆☆☆

かなり期待して聴いたためか、え？これちょっと違うんじゃない？という感じです。
洗練されてて洒落ててセンスの良いチャボの歌詞も今回はちょっと。
間違いなく前作の方が良いと思います。
特にＲ＆ＲＴｏｎiｇｈｔなどはアマチュアバンドのオリジナル曲みたい。残念。

”オトナになってしまったロックンロールエイジ”のための1枚。 ★★★★★

大人になってしまったロックンロールエイジに贈る永遠のゲットバック・アイテム”
・・・・・とCDのオビには書かれていますが、コレ、まさにズバリ！なんです。
CDのオビに書いてあるコピーなんて、所詮は商売根性丸出しの、レコード会社がアーティスト側の意図をも無視して書くものですから、もともと全く信用はしていないんですが、このコピーは違います。アルバムのコンセプトを極めて端的に、そして正確に伝えてくれています。
このコピーにピン！ときた方は是非ご一聴を。

永遠のＲ＆Ｒ ★★★★★

前回のアルバムより早１３年。１３年の月日を経てのアルバム！！
音の絡み合い・・・音が深みを更に増していて、鳥肌ものです。昔から聞いていた人も、聞いていなかった人にも幅広く「感じるもの」を与えてくれる。
歌詞にも時代が反映されていたり、世代を超えた一枚ですね。

ロックンロールへの愛情が溢れている ★★★★★

麗蘭というユニットは本来一時的な活動で、アルバムを一枚作ってツアーをやったら解散する予定だったらしい。
それが意に反して、10年以上もの間不定期にではあるが活動を続けてきた。
前作の曲がアルバムを作るために書かれたものだとすると、今作のはまさにライブ活動の中から生まれてきた曲たちであり、よりバンドサウンドが前面に出てきているような気がする。
アルバム全体の世界観はチャボのここ数年のソロアルバム「MY R&R」や「TIME」に近いと感じるのは自分だけだろうか？

収録曲については「R&R Tonight」がとにかくすばらしい。
ロックンロールへの愛情がいっぱいに溢れていて、「あぁ、この人は本当に音楽が好きなんだろうなぁ」などと思いながら何度も何度も聴いてしまう。おすすめです。