『双方向性』を特徴とするインターネットを通じた生活者とのコミュニケーションを行う上で、知っておくべき事柄がスッキリとまとめられています。
　営業職ならば、得意先へネット広告の提案を行う前の土台作りに。
ネット広告というコミュニケーションチャネルについて取り組み始めたばかりの方には一通り学習するには適切な一冊です。

WEBマーケティングを基本から、ちゃんと理解したい方にお薦めと思いました。従来のマーケティング理論の中には、WEBに関する言葉・用語がマーケティングの面にしても、システム面にしても、現れることは、全くなかったと思います。これは、ちょっとひと昔に、企業内のビジネス研修やセミナー、ビジネススクールで勉強した方には、最近のWEBマーケティングのトレンドを把握するにしても、いまいちピンとこないことも多かったのでしょうか。そういう意味では、WEBマーケティングを考える、社内で討議する際の前提となる知識を揃えるのに大変に役立ちます。出てくる用語を抜き出して概念を理解するだけでも、WEBマーケティングに関する知識は厚くなると思います。私は、ヒューマンマネージコンサルティング株式会社www.hm-consul.co.jpというコンサルティング＆研修会社を経営していますが、その中で顧客からWEBマーケティングに関する用語の概念・定義を聞かれることがあります。その時の推奨本として、本書を紹介しています。