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ドビュッシー : 月の光、亜麻色の髪の乙女

価格: ¥1,020
カテゴリ: CD
ブランド: ソニーレコード
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フランス印象派とは何か、を理解するのに絶好の一枚 ★★★★★
これは以前LPで出ていたものの焼き直しで、これから「フランスの印象派音楽って何」という人には絶好のオムニバス盤。(ただしフォーレは印象派ではない)アントルモンはベロフのようにパワーや技巧で押すタイプの奏者でなく、音色へのこだわりや非常に深い洞察力を大事にしている個人的には最も好きなピアノ弾きの一人である。ただしCBSのアルバム戦略自体には何もポリシーがなく、バヴァーヌで始まって花火で終わるという意味もわからないし、コンセプトもない。とりあえず名曲で、日本人に受けそうなものを集めてみました、という典型的な商業主義的アプローチなのは残念。かと言ってアントルモンの印象派全集が出ているのかというとそれもない。日本人の文化度なんてこの程度だろう、とCBSになめられているようで腹が立つ。
正統派フランスピアニズムの薫り ★★★★★
様々なピアニストが好んで取り上げるドビュッシーの曲たち、結構演奏者の層も厚いと思いますが、こういったフランスものを弾くアントルモンを聴くと、やはりコルトーやロンに続く正当なフランスピアニズムの継承者なんだな、と思います。ただの雰囲気でなく、深い解釈で、見事に歌う演奏だと思います。そして、そういった演奏でもいつ聴いても疲れない、ナチュラルで美しい姿を湛えている所が、さすがだと思います。