なかなか。
★★★★☆
一見して80年代HR/HMを思わせるジャケです。
個人的にはそれもまたヨシです。
彼のキャリアはあまり詳しく知りませんが、
AMGなどによればこのアルバムより前には
2枚ほどリーダー作を発表しているようです。
彼自身の演奏にしてもそうですが、
作風は真っ向勝負路線、
メインストリームジャズというか。
全体的に質の高いアルバムで、充実の内容だと思います。
1曲目をはじめとして、
スタンダードナンバーにおけるアレンジ・アイディアには
抜群のセンスのよさを感じます。
また、2組のリズム隊はじめ、
メンバーの好サポートも見逃せません。
ハイテンションな演奏が続きます。
11はBilly Kilsonを念頭に譜面を書いたと言っていますが、
ハマリ役だと思います。
キャリア自体はすでに長いようですが、
まだ年も若いですし、
今後まだまだ期待が持てるかな。