待ってました！！いよいよ小説化です！！

ラドラスの落日から始まり、能力者が増え、ヴェイグのフォルスが暴走し、クレアを氷付けにされてしまいます！！
あれから一年・・・。スールズに二人の能力者が現れる！！マオ＆ユージーンである！！
クレアが四星に拉致されてしまいます。そこで旅立ちが始まります！！

　仲間６人が揃うところまでの第１巻。アニーを仲間にしてからが、少々駆け足な印象ですが、序盤のヴェイグ、マオ、ユージーンでの3人旅が非常に丁寧に書かれてると思います。主人公ヴェイグがクレアの身を案じつつも、道中、明るく無邪気なマオと冷静沈着で頼れるユージーンに段々心を開いていく過程の描写が、すごく良かった。そして迫力満点の戦闘描写、最高です。

面白いです！！！
キャラの過去の物語を読んで、そうだったのかーと思ったり。
キャラのおもてに現れない細かい感情とかがちゃんと書かれていて、物語としてもひきこまれます。
シーンが終わることに何か余韻が残るのは、「小説ならでは」って感じ。
思わず、ゲームより先に読んでしまいました。
ユージーンかっこいいです。つづき早く出ないかなー。

絵に魅かれて購入したのですが、ついついひきこまれてしまいました。
ガジュマの様子や、キャラの心がていねいに書かれていて、それぞれの行動に納得してしまいます。
なにせ、文章が美しい。戦いのシーンも迫力があります。
ゲームをやったことのある人はもちろん、ファンタジー小説としても楽しめる内容だと思います。ユージーンかっこいい。

ペトナジャンカ（ティトレイの故郷）のシーンでは、アニーが全くといっていいほど出ていません。
一応いるんでしょうけど、ティトレイが仲間になってから思い出したようにアニーが出てきており、「ああ、アニーいたのか」と思いました。
ほんの僅かでもいいから、アニーの描写も書いて欲しかったです。
これから登場人物が増えていくので、気をつけて欲しいと思います。