主人公・藤宮友弥は合気道道場の息子。世話焼き委員長に変わったクラスメイト、幼なじみのお嬢様、５年ぶりの再会をする妹――。
そんな女の子に囲まれながら、すこしとぼけたところのある友弥はみんなの好意に気づかない。そんな友弥に女の子たちはあの手この手で気を引こうとするが…

夏を舞台に繰り広げられる、海あり温泉有りアルバイトあり言い寄られありのドタバタストーリー。学園のヒロインたちはみんなツンデレ仕様。よくばりでトゲトゲ。しかし鈍い友也にはまったく通じません。頑張れ！女の子！ツンツンでトゲトゲ攻撃をするのだー。

システムはアリスなだけに快適。アイキャッチ等が入って場面の繋ぎが上手い。ただ全編通してボイス入りではなく、とぎれる部分があり、そこがなんとも言えず半端。「全部入れればいいのに」「むしろボイス無しでもいいのに」と半端さにもどかしくなる。しかし2800円でここまで出来るなんてアリス以外に考えられない。脱帽。そのへんの8800円の地雷を踏むより安心なお得感がある。

起承転結がキャラ毎にあって、平凡だが学園もののつぼはキッチリ抑えている。殺伐としたゲームが多い中、ひさびさにほのぼのしてしまった。何よりも女の子達が可愛くて、「どんなアプローチで友弥を落とすのかな？」とニヤニヤしながらプレイ。
アリスは大作が多いので構えてしまうが、自分はどちらかというと時折ぽつりと出る「力の抜けた」こんなアリスの作品が好きです。

キャラの設定は好み

妹
委員長
お姉さま
ツンデレ？

巨乳
美乳

バランスのいいキャラ設定で低価格なのは好材料。
ただ、残念なのはヒロインと妹のＨシーンは多めなのに対して
サブキャラのＨシーンは１回のみと少ない。

そしてハーレムではＨシーンすら無いという残念このうえない作品。

それ以外は良作といえるのでさすがはアリスソフト。
低価格でシナリオも楽しめてＨもそこそこあるのでおすすめできる一作ではある。

ただ私個人としては次の作品にあたる、だぶる先生ライフのほうが好みではある。

せっかくさぁ、天下のアリスソフトなんだから
こんなありふれた萌えゲー出さなくてもいいじゃないっていう。
ＡＤＶでもアトラクナクア、デアボリカなど面白いゲームは
いくつか出ていますのでそっちの方向で頑張ってほしかったですねぇ。
中身はアレですね、イライラして一時間でやめました。

この価格でこのボリューム！
流石アリスというところですかね。
ギャグあり、定番あり、とても楽しめました。
鮎人いいキャラしてますよ（笑
BGMもいい感じにできてます。
値段もお手軽なので迷っている方は是非購入されてみては？

　さて、ランスシリーズの新作が現在制作中のアリスソフトですが、これはちょっと前に出たゲームです。価格はえらくリーズナブルで、正直、大丈夫か？　とか思いますが、そこは天下のアリスソフト、素晴らしいゲームに仕上がってます。
　低価格で良質なゲームといえば、リリスを思い出しますが、あちらは短い制作期間で、様々なバリエーションをという感じです。それにたいして、このゲーム、少なくともシナリオだけは、かなり時間をかけて作り込だ印象で、その分好感が持てます。キャラ立ちもよく、気に入ったキャラさえいれば、かなり楽しめるんでないかと。
　アリスソフトはゲームのおもしろさの本質というモノをよく分かっていると思います。
　しかしこの作品のタイトル、なにゆえ“サボテン”？