あくまでセンター試験向けに書かれた参考書です。解説はないも同然で、「これを覚えろ」、「これしか出ない」等の大胆なコメントとまとめがあるだけなので、どちらかと言えば既習者向けの本です。本当に重要なことしか書いてありません。

これを読んでも全く理解できない人は、他のもっと分かりやすい参考書を読んで先ず基礎力や化学の常識を身につけるべきでしょう。

ただ化学は苦手なので、必要最低限だけの勉強ですましたい、と考えている受験生はこの本と過去問演習だけやれば良いのでしょうか。いかにも出そうな、ポイントを絞っているので、大変効率的な学習が出来ますよ。

また、みかみ先生のアツイ、メッセージにはこころを打たれます。５２ページにある「一番苦しい宣言」というのは、大変刺激を受けました。

センター化学で「点をとること」に特化した本です。

現役時代は、最初の数問以外はすべて勘でしか解けず、
点数は10、20点台という有様でした。

が、この本の解説編はそんな僕でも暗記する気になります。
これで分からないなら何をやってもムリです。
簡単でかつ、試験に必要なことしか書いてありません。
「意地でも」頭に入れてください。

書いてあることは丸ごと頭に入れる感じがいいです。
本当に、いらないことは書いてありません。

解説編と問題編は対応していますので、
解説編（たとえば「結晶」）を1人で書けるくらいまで
頭に入れたら即座に問題編の「結晶」をやります。
そして完全に理解します。

ただ、問題編の解説が短くて「どうしてそうなるの？」
という疑問が出てきてしまうものがあったので
星４つにしました。

もっと高得点を狙おう！と思えてきたら、
本書と同じ著者みかみ先生の『炎化学参考書』、または
みかみ先生が出しておられるDVDでより詳しくやれます。
ヒキョーな化学で1度ある程度やっていますので
案外スムーズに頭に入ると思いますよ。

あと、みかみ先生の本特有の特徴が...
「ことばが熱い！！！」

本の途中途中に書かれてあるみかみ先生のことばは必読！
エネルギーがわいてきます。

一コ上の先輩が「これマジおすすめ！」と言っていたので買った化学の参考書。
パラッとめくってみると「本当にヒキョーなのかな？」って感じなんだけど
設問の合間合間に入ってる、みかみ先生のコメントがすごくやる気にさせてくれる。
もしかしてかなりラクして実力ついたんじゃない！？

本にも書いてあったけど、化学を深いところまで追求していきたい人には向かないと思う。
だけどとにかくセンター乗り切りたい！って人には、一番いいと思う。

ひととおり勉強してから知識を整理するのによい。
問題集を実際に解きながら参照すると効果がありそうです。
ただ誤植とみられる点が何箇所かあったのでHPに問い合わせてみたところ
工事中で連絡できませんでした。残念です。