B級映画です
★★★★★
「マシンガン・シティ」を観られている方は
この映画の存在を知っているでしょう
カポネといえば 「アンタッチャブルが活躍するTVシリーズや映画」で
ふてぶてしさ、抜け目なさを伴った巨悪っぷりで名を残した
ナポリ出身のビッグボスとして知られています。
『禁酒法下のシカゴ』『カポネ半生』を流しサラリと知りたい方には
カポネの半生を追ったB級映画だと思います。
半生とはブルックリンデビューに始まり、アルカトラズ刑務所に送られるまで。
晩年、廃人になって荒れ狂うカポネの台詞とBGMが印象的でしたね。
カポネ以外のマフィアも面子も
ジョニー・トッリオ、フランキー・イェールに始まり
ライヴァルであった <アイルランド、ポーランド ユダヤ系のマフィア>
オバニオン、ヴァイス、モラン
その他もちょこっと登場しておりますんで
そこら辺に詳しい方は そこそこ 嵌るんじゃないでしょうか?
不満といえば カポネ以外の人物
特にノースサイド衆の強敵 ダイオン・オバニオンとモラン
実際の人物とあまりに容姿が違いすぎ!!!・・・ですよ
ハイミー・ヴァイスは比較的 雰囲気近いですが。
ちょい役ならまだしも 強敵オバニオンは あまりに違う・・・
演技以前にもう少し似た感じ、
いやせめても雰囲気似た人を選んで欲しかったと思いました。
更に史実とは違うところがあります
そこはあくまでも「映画」でありドキュメンタリーではないこと
ご了承を上で楽しくご覧になられると良いでしょう
余談ですが「駆け出しスターロン」が発見でした
カポネの右腕で名を轟かした「フランク・ニティ役」
ロッキー役抜擢の前年なのですね
掘り出し物気分です(笑)