この手のハウツー本の中では、かなり文章が上手ですが、これは予備校系の作文の書き方であって、タイトルの受かる小論文の書き方は、誇張表現です。（少なくとも大学では）

そもそも、この程度の小論文で必ず受かると何故いえるのか？　その根拠を示さないあたりが、やはり作文なんだと思います。「相手が採用したくなる論文を書く」ということなのですが、実際大学の先生が添削するんだとすれば、本書の狙うところは殆ど無意味です。これにそって書いても「君、文書は上手いけど、中味ないね。小説家にでもなれば。」という評価だと思います。本書はまず文章というものを書いたことがない人にオススメです。☆５つ
けれども、本当に小論文を書きたい人にとっては、何の役にも立たないと思います。★１減点

あれもダメ、これもダメという書き方なので好き嫌いが分かれそう。著者のHP「小論文オンライン」は結構おもしろく、メルマガなども利用してみると良いかも。

小論文の指南本はとても多くて困ります。知人に勧められて読んでみました。
｢結論を先に｣｢断定型で書く｣｢賛成か反対か立場をハッキリ｣など、割と常識的な書き方が載っていて、そんなに悪くはないと思います。ただ、それ以上のステップアップを目指す人にはややもの足りないかもしれません。

この本を読んでいままで自分がどれだけ駄文を書いていたかがよくわかった。

読む相手にどれだけわかりやすく書くコツを「悪い文章例を校正する」というやり方で教えてくれます。

この本を何度も読んで書くノウハウを勉強しようと思います。

小論文が、内容でいくつかの種類に分かれることがおもしろかった。そして、それぞれの種類ごとに「こうやって書くんだ」ということがわかりやすく説明してあって、これなら自分でも書けそうだと思う。あとはこの本を読んで、実際に練習してみたい。