このワークブックは「へやをぜんぶとおって」というように迷路の通り方を工夫させる迷路があったり、立体的に交差している迷路があったりしてちょっと複雑です。
　また、「しりとりをしながら」とか、「うみにすんでいるいきものをとおって」とか、「わらっているかおをとおって」とか、「１から２０までのすうじをとおって」とか、「かずのおおいほうをとおって」というように、問題文があるので文章を読む練習にもなるし、知識を確認することもできます。
　書店で見て、迷路好きの5歳の息子が自分からやってみると言ったので、やらせてみました。嬉しがって一人で1日でやってしまったのですが、問題文を読まずに迷路を進めていたので、一緒にもう一度やり直しました。
　くもんの迷路ドリルと違って（くもんのは一人で迷路をさせるにはいいのですが）、迷路以外の要素が盛り込まれていてよくできているなと思いました。

内容がとてもバラエティに富んでいます。
単純な迷路のほかに、絵柄を選んで進むもの（「こぶた→たぬき→きつね→ネコ」の順に進むといった内容）、文字を読んで進むもの（「どうぶつえん」と文字を選んで進むなど）、数字の順番に線をつないで絵を描くもの、絵（文字付き）を見て「しりとり」しながら進むもの、途中になぞなぞを答えながら進むもの、数の多い方を選んで進むもの、など学習を意識した内容が増えました。

全ページカラーでごほうびシール付き。
よくできた内容だと思います。

裏表、両面カラーで綺麗。シールを貼ったり、折ったりと迷路だけではない面白さがある。
時々入っている数字の点つなぎやナゾナゾの「ちょっと勉強」のところも母としては嬉しい。
お勧めです。