THE BLUE HERB のトラックメイカーO.N.Oの約5年ぶりの2ndアルバム

まず感じるのは、圧倒的な緊張感。

殆どの曲がBPM110前後だが、疾走感を持つビートに、シンセの音色がポリリズム的に入ってくるので、全体で非常に複雑なリズムが形成されている。


体を揺らして聞いていると知らない間にシンセの無限の波へと脳内が侵食される。

シンセの音で浮遊していると、また強靭なリズムが体を揺らす。


こういった一曲の中での構成力が非常に高い。

音の重ね方も非常に綿密で、ストイックさを感じられる。


緊張感とストイックさ。　やはりTBHのメンバーだなぁと再認識させられる。

TBHと同じく、圧倒的なオリジナリティを放っている。