収録曲は3曲と少ないが、「たかが3曲」などと侮ってはいけない。濃密な時間が
あなたの聴覚を刺激する。 表題曲の1曲目「STRAIGHT LIFE」からしてもう
のっけからEDDIE GALEを彷彿とさせるPETの嵐と、のた打ち回る
RICHARD LANDRUMのDRUM!そしてそこから軽快に飛ばしてゆく17分!
もうこれだけでもDRIVE度満点であるが、それだけでは許してくれないのが
HUBBARD様の真骨頂。 ここからが本番(ホンチャン)となる。
目玉の2曲目、「MR . CLEAN」。 もう、これを聴いてしまったら、はっきり言って
何もいらなくなる。原曲はWELDON IRVINEのものなのだが(このSESSIONにも
TAMBOURINEとして参加。BACKで叩きまくっている! ちなみに収録アルバムは
「LIBERATED BROTHER」)、自身も「俺の曲をここまでも・・・」と歓喜の涙を
流しているのではなかろうか? いや、そんなに思えるほどの激演なのである。
仲間に自分の曲をここまで昇華させてもらえるなんて、WELDONもまったく幸せ一杯だ。
タンバリン叩きながら「嗚呼、音楽ってイイなぁ~」ってヨダレ垂らしているんじゃ
ないだろうか・・・?
最後の「HERE’S THAT RAINY DAY」は大人のムードでビシッと締め、格好良く
まとまっている。 緩急自在に大GROOVEからMOODYまで、美味しく楽しめる一枚、
是非お試しあれ!