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アフタヌーン新書 006 ジオン軍の失敗

価格: ¥870
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 講談社
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これはこれとして面白い ★★☆☆☆
色々と無理な展開がありますが、自分の専門分野をガンダム論で語りたいという、ガンダム愛に満ちあふれた書です。
惜しむらくは、あえて平易な表現を避けていること、他のレビューアーのコメントにもあるように図解に乏しいところでしょうか。特に言い回しの部分は、読んでいてまどろっこしい印象を受けます。
着眼点は面白いし、言ってる事も共感できる所が多いのですが、慇懃すぎて(恐らく、わざと書かれているのだと思います)、納得感が下がってしまったのが残念です。

歴史の冷静な記述・分析 ★★★★☆
 1年戦争の、それも公国軍側の史料については、ご存知のとおり散逸が甚だしく、生き証人と呼ばれる者の証言ももはや得にくいというのが、研究を困難としている大きな理由であるというのが常識となっている。この本は、収集した1次・2次史料を丹念に読み込み、いくつかの説がある場合には両論を併記することを心掛けるなど、自説の押し付けにとどまらないところに、著者の良心を少なからず感じた。
 読み進めるうちに、例えば「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」を、私は思い起こした。ともすれば英雄譚、あるいは善悪という倫理観に陥りがちなところを、つとめて淡々と客観的に記述し、「解釈」を加えていく。技術開発史あるいは経営学の著書として一つの形を提示しているのではなかろうか。
 他の評者の意見にもあったが、図解があれば、より読者の理解を深めることができたであろう。それがないため、若干一本調子にも感じられ、星一つ減じた理由の多くはそれであるが、新書版ということを考えれば、限りなく星5に近い4ではなかろうか。
『ガンダム』を利用するな! ★☆☆☆☆
映像のどこをどう見ればそう解釈できるのか? 大半は作者の妄想を並べただけ。本を出したいがために『機動戦士ガンダム』を利用しているとしているとしか思えない。この作者は『ガンダム』を好きなのか? それともこれも愛情表現の一つなのか? 
我らにとっては「ザク」の方がリアルなのである ★★★★★
少なくとも、ある思惟を共有する人々にとっては、史実に存在した世界初のコンピュータ、エニアックよりも、『ガンダム』に登場するザクやゲルググのほうが、よりリアルな質感−−熱を持ったマシンであると言えます。(本書「はじめに」より)

本書はビジネス本の体裁をとったガンダム本である。
上記「ある思惟を共有する人々」とは、ガンプラに熱中したとかホビージャパンのHOW TO BUILD GUNDAM &2復刻版をつい買ってしまったとか、ガンダムセンチュリーGUNDAM CENTURY RENEWAL VERSION―宇宙翔ける戦士達に胸ときめかせたとかいう人々でる。そういう読者を想定しているので(グフやゲルググの形態等は脳裏に焼き付いている人たちのための本なので)、本書には図版がほとんどない。読者を選ぶ本です。すみません。m(_ _)m

筆者のウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)は、IT業界の「身も蓋もない現実」をきちんと伝えてくれた名著であり、楽しく読めて仕事に役立つ本だった。本書は、仕事にはまったく役に立たないが「ある思惟を共有する人々」にとっては、痺れるほど楽しい本である(笑)。じっさい、読んでいるとつい、ニマニマしてしまって困った。
「ある思惟を共有する人々」の皆さん、本書を大いに楽しんでください。
コネタもあるよ ★★★★☆
全体的には真面目で、ガンダムファンにはジオン軍の開発戦略部にいる気分で楽しく読める内容となっています。
また、アッガイの章などコネタも入っており、なかなか充実しています!