これは凄い音楽です。
来日公演（Hハンコックとのジョイントコンサート）も観ましたが感動でした。
特にギターとベースのアプローチには脱帽。
どちらがどのフレーズを弾いているのか、全く判別できませんでした。
このCDを聴いたとして、これがベースライン？というのがあったとしても、実際のフレーズは・・・これは観ないとほんと判らないでしょう。
実際ほとんどソロの状態になって初めて判った事ですから。

一聴の価値あり。お薦めします。

このアルバムＥＣＭから出ているのだが、恐らく一番レーベルカラーから外れているのではないか、チェンバージャズが普通は多いのだが。このアルバム本体はトランペッターのニルスのなんだか＝打ち込みビートにやや変態気味のソロをのせるという形式。痙攣してたり、音が抽象的だったりして妙なアシッドジャズ形式になっており。かなり新鮮。

レーベルカラーを打ち崩すさすがの一枚。１０点中９点