漫画の悪口散々書いた上なんか陸上はマジ筋肉が大事とか運では無理とか、他のスポーツでは筋肉も大事ではなく、運で勝てると?1番舐めたこと言ってんのはお前だろ。他のスポーツの何を知ってる、お前が、陸上にしろ、サッカー、バレー、テニス、何にしろ運で勝てるようなもんじゃねぇ、頑張ってる奴らに謝れ。
…あまりにムカついたんでだいぶ過去のレビューに反抗しちゃいました、、して、涼風は絵もきれいだし、読みやすいんで興味あったら読んでみたらいいですよ。僕はおすすめします。

現在、週刊少年マガジンで連載されている「君のいる町」の瀬尾公冶先生の作品、
「涼風(すずか)」の文庫本の第一巻です。この作品はラストが少年誌の漫画としては
異例の終わり方をした話題作でもあり問題作でもあります。どんなラストかは
ネットなどで調べたり、単行本の方を読まずに出来ればこの文庫本を最後まで買って
読んでほしいです。この作品を読めば学生だったら恋愛をしたくなるかもしれない、
社会人なら学生時代の恋愛を思い出すかもしれない。高校生の等身大の恋愛が
この「涼風」で読めますよ。なお、星が1つない理由は単行本に掲載されていた
4コマ漫画がこの文庫にはないからです(あとプロフィールも)。

文庫版で再登場になったのですね。この作品。
出だしの読切は悪くないです。
恋愛漫画でスポーツ描写が甘いのは本作に限った事ではなく、むしろ
「陸上に真剣なために自分を追い詰めてしまう涼風が大和の大雑把さに救われる」
というのは良い感じでした。

問題は作者のスポーツに対する認識がキャラのダシ以上ではないまま連載に以降した点。
大和の秘められた陸上の才能は主人公特権で百歩譲るとしても、
それに見合うメンタリティの成長は最後までみられず
「女のご機嫌取り」以上のモチベーションで陸上に取り組まないまま涼風を口説き落とし、
涼風も当初持っていた自分に対する厳しさを失ってしまう。

最後の妊娠・出産・結婚も過程に陸上や恋愛を通じての成長があったのなら
あそこまで批判されたりしなかったと思うのですが･･･。
出だしだけなら星４つ〜５つですが先の展開を知るとやはりランクダウンです。

「絵」が好みではないというのもあるのだけれど、それを置いたとしても
「ヒロインが妊娠する漫画」を少年誌でやるのはいかがなものか?

主人公の言動にも大きな矛盾を感じます。
「本当にヒロインが大切なら避妊はするでしょう?」
それをしないで「大切」だとか力説したり、他者と喧嘩しても説得力がない。

で・・妊娠の可能性も考慮せずに行為に及んでうろたえるのは見苦しいです。
この主人公に付いて行こうとするのだから、ヒロインのほうも違う意味合いで主人公と
「お似合い」です。

コメント書いてる人の中に、なんだか一人、瀬尾先生を毛嫌いしてる方がいるみたいですね…。

その方のコメントを読まれた方が勘違いしないよう、書かせて頂きます。

まず、どこらへんがラブひなに似てるんだか、絵のタッチも違うし、漫画の内容も違うのに、その考えが出る事にびっくりです。

瀬尾先生は元々陸上をやってた方で、陸上用の靴も丁寧に書かれていて、馬鹿にするどころか陸上への愛を感じるくらいです。(陸上選手も、雑誌の対談で誉めていました。)

簡単に選手になったのは、大和にかなりの才能があったからと、ちゃんと努力もしてたからです。(どちらも漫画で説明されてます。)

あとは"漫画だから"っていうのもありますね。

苦労してのし上がっていく漫画も良いけど、簡単に才能を開花させてハッピーストーリーにいくのも、現実では中々ない漫画ならではの良いとこです。

そもそも、漫画に現実味を求め過ぎるのもおかしいですしね。

設定の追加は…それはどの漫画でもあるでしょ。追加というか、最初から「この場面で、実はこうだった事をばらす」と、最初から決めていたでしょうし。

絵も、普通に少年誌にマッチしてます。

絵を見ただけで少年マンガと分かるくらいです。

第一、ギャルゲー自体、ゲームによりますが、どれも大抵少年漫画に出てきそうな女の子ばっかだと思います。

少年誌もギャルゲーも、男オタ受け良いデザインを考えるから、どちらも似た感じの絵になって当たり前なんです。

ここは毛嫌いしてる漫画家への嫌がらせや悪口を言う場ではありません。

見当違いの文句ばかり、気分悪いです。