番外編ながら聞き応え有り!
★★★★☆
主役の3人は”才媛”桃井はるこ、”トランジスター・グラマー”こやまきみこ、そして、”一回死んでみる?”の能登麻美子が演じていて、発売当初より、今2006年に「旬」なアルバムかもしれない。
内容は、モアちゃんこと能登に言わせれば「っていうか、夏期休暇?or水泳訓練?」ってことで終わっちゃうんだけど、3人を囲むレギュラーメンバーが相変わらずしっかりしているので安心である。”芸達者”川澄綾子、”好青年”保志聡一朗、”コメディエンヌ”雪野五月らの演技にぬかりはない。そして、”秋さん”平松晶子が”モアちゃん”能登麻美子をひたすらしごいている姿は画が交差して笑いを禁じ得ない。藍青ファンならずとも聴いておきたいところだ。
さて、このCDはアニメではなく、原作に沿ったHCDシリーズなので、過剰なところもない(その代わり、「藍青」だけにど派手な展開もない)。しかも番外編(原作にない話)なので、ファンの反応もいまいちなのだが、丁寧な作りは評価できる。願わくば、HCDシリーズで原作最終話までの大河ドラマを出してくれるとうれしいんだけど。これはファンの多数意見か?でも藍青のことだから忘れた頃にポンって出そうだな。期待してます。