最近出版された「国宝　よみがえる色彩 (双葉社）」(2010)を読んで（といいますか「見て」ですが、この本はもの凄くためになり、お薦めです！）少しは日本の伝統色、組み合わせについて勉強せねばと思い、偶々目についたこの本を手に取りました。これは見ていただくしかないのですが実に美しいとしか言いようがない。色見本、色パターンは専門家でないレビューアーの想像力としては無味乾燥、まあこういう組み合わせがいいんだろうなという程度ですが、掲載されている実物例には感激です（プロの方にとっては印刷色は限界があるのでしょうけれども）。やはり色彩は模様、量、目的によって初めて生きてくるものなのですね。今度気が向いたときにカラーホイールとくらべてもう一回読んでみようと思いました。