アセンブリ言語を広範囲に解説した本
★★★☆☆
16ビットと32ビット、およびWindowsのアセンブリ言語プログラミングの解説を、debug、NASM、gcc、Bochsなどなどを使って広範囲に解説している。アセンブリ言語をある程度知っている人がいろいろ勉強したいというときには最適。ただ、初心者にはあれこれ盛り込みすぎで難しいかもしれない。独習アセンブラのような独習書で勉強してから読むとよいのではないだろうか。
冗長感は否めない、そして索引も必要
★☆☆☆☆
初心者を意識して手取り足取りにアセンブラの使い方について、いくつものアプリケーションを事例に解説しています。しかし、汎用レジスタとその利用事例だけ知ったところで、アドレッシング、割込み、セグメント、それに関わる特権命令などx86アーキテクチャに関する基礎知識が身につかなくてはアセンブラを学ぶ意義がありません。そして、悪いことに、この教科書には索引というものがなく、何がどこに書いてあったのか、また、どこを見れば何が分かるのかピンポイントで引くことができず、ハードカバーのわりには使い勝手の良い本とは言えません。
ゆとり教育の教科書
★☆☆☆☆
内容が非常に低レベルで、購入する価値がないです。
この本でアセンブリを学習するなら、gccでアセンブリのコードを吐き出して解析するほうがマシです。
英語が出来る人ならば洋書の入門書を買うことをお薦めします。
アセンブリ言語の良書
★★★★★
「ハッカーの教科書・完全版」の次に出た太い本。
アセンブリ言語でアクセスカウンター、掲示板といったマニアックなネタがありますが、逆にこれが購買意識をくすぐります。
内容は、タイトル通りに教科書として使うこともできます。
副読本としては「独習アセンブラ」などもよいでしょう。
是非プログラミング初心者の人に熟読してもらいたい本です。
著者の熱意が伝わります
★★★★★
とてもよい本で分かりやすいのはもちろんですが、何よりも
著者の読者に対する「理解してほしい」という熱意が伝わってきます。
アセンブリ言語という一般的に習得が難しい言語を取り上げているにもかかわらず
できるだけ簡単にそして何より分かりやすく解説されているのはとても好感が持てます。
ここ最近アセンブラ関連の本は多数発売されていますが、
やはり本書がもっとも分かりやすく深い内容を扱っていると思います。