この巻で、ケンイチの強さの思想が出てきます。
いじめられっ子だっただけに、弱さを知り、弱さから脱却するケンイチの思想は、呼んでいてさわやかです。
戦いに勝ったり負けたりしながらも、ケンイチは自分の思想を曲げない。
負けても、それを（弱々しいながらも）糧として、強くなっていく。
少年漫画の王道を突き進んでいます。

ちなみにこの巻から、『愛すべき馬鹿野郎達』モジャモジャ君と武田が活躍します。
この二人、凄い好き。
特に武田。コミックにまだ載っていませんが、『笑う鋼拳』の、
『天然だ！彼こそ天然の※※※※※ｘ※※だ！』
この台詞、本当に武田の魅力を見事に現しています。（笑）

突き、投げ、蹴りの刺客(蹴りは前巻で退治しましたが)との戦いの巻です。
あとは辻率いる辻隊との戦いもあります(時間に続きます)
この巻は友情色が強いです
それとアチャパイの不思議な一面も見れます