真夜中に聴きたい
★★★★☆
1曲目、表題曲がいい。前編通して、夜のカクテル・ラウンジを独り占めしているような感じだ。眠れない夜、ひとりひっそりと聴きたい1枚。
タイナーの初リーダー作にしてトリオの傑作
★★★★☆
60年代初めにコルトレーンのレギュラー・ピアニストとなってからのマッコイ・タイナーはモーダルなブロック奏法と粘りっこく斬新な曲の解釈で、一躍注目すべき新進ピアニストのひとりとなった。コルトレーン以外にも、ウエイン・ショーター、ジョー・ヘンダーソンといった新主流派のホーン奏者と共演し、ジャズシーンの重要な役割を担うようになっていった。本作はそうしたタイナーの初源的な魅力を伝える初リーダー作で、新鮮である。InceptionのほかにもThere Is No Greater Love 、Speak Low といったスタンだーにも新しい解釈を盛り込み、50年代のハード・バップピアニストとは一線を画した独自のスタイルを見せ付けている。トリオでの作品が意外にも少ないタイナーだが、これは彼の代表作であり、記憶に残る ピアノトリオの名盤だといえよう。
タイナーの初リーダー作にしてトリオの傑作
★★★★☆
60年代初めにコルトレーンのレギュラー・ピアニストとなってからのマッコイ・タイナーはモーダルなブロック奏法と粘りっこく斬新な曲の解釈で、一躍注目すべき新進ピアニストのひとりとなった。コルトレーン以外にも、ウエイン・ショーター、ジョー・ヘンダーソンといった新主流派のホーン奏者と共演し、ジャズシーンの重要な役割を担うようになっていった。本作はそうしたタイナーの初源的な魅力を伝える初リーダー作で、新鮮である。InceptionのほかにもThere Is No Greater Love 、Speak Low といったスタンだーにも新しい解釈を盛り込み、50年代のハード・バップピアニストとは一線を画した独自のスタイルを見せ付けている。トリオでの作品が意外にも少ないタイナーだが、これは彼の代表作であり、記憶に残る ピアノトリオの名盤だといえよう。