この作者は感情表現の作画
心理描写のトーンが非常に
上手いです。

恋したがりのブルーも
せつなく甘酸っぱい感じ
でした。

今回は先生×生徒の恋愛
物語なので、ここから
どういうふうに展開して
いくかが見物です。

少し展開がのんびりかなあと感じる２巻でした。
ゆっくり進むもどかしさが藤原先生の持ち味ではあると思いますが・・・。

不破君が好きだった心ちゃんですが、ジロー先生への恋心を確信します。しかし、
先生と生徒という立場はなかなか難しくて、先生への好きはまだまだ伝えられずに
います。でも、言葉や行動の端々にスキが表れていて、そんな心ちゃんはすごくかわいいし
時々見せる表情にドキッとしちゃいます。

また、ジロー先生のお兄さんとの過去（先生の高校時代）も描かれていて、ちょっと切ないです。
先生はお兄さんのことを乗り越えないと次に進めない感じがしますね。

不破君の立ち位置はちょっと微妙かなあと思いました。どんな風に先生と心ちゃんに
からんでくるんだろう？でも、不破君の醸し出す雰囲気は大好きですよ。
なんていうか、色素薄くて哀愁漂う感じの好青年？

とりあえず、今後の展開に期待大ですね。３巻を楽しみに待つことにします。