気持ちがふっと軽くなった気がします
★★★★☆
長年付き合っていた人に裏切られ、かなり凹んで2ヶ月。
ふらりと立寄った書店で、ようやく本でも読んでみようかな?と思い、
直感で手に取った1冊です。
吉元由美さんは杏里さんの曲の作詞をしている、と知っていたのですが、
こんなに沢山の本を執筆していることは恥ずかしながら存じ上げませんでした。
とても読みやすい文体で、男女問わず「人間の生き方」を説いていると思いました。
凹んで、うらんで、憎んで・・・行き場の無い自分の気持ちと、
ささくれだった今の自分がいやだったので、この本を読んでかなり
心持ちが変化したように思います。
素敵な言葉、いまの私に必要な言葉があったので引用します。
・必要なときに必要な人と出会う。
・人生のシナリオは、すでに生まれる前に書いてあるのだ。
悩まされる自分もシナリオの一部。恨むだけで終わるのではなく、
そんな状況をどう好転させていくか、そのシナリオを自分はすでに持っている。
・人間関係、恋愛関係には、ある種の「潮時」というものがある。
「もう私の人生には必要のない関係になったのだ」。
割り切りとともに、それまで恩恵を与えてくれたことに対する感謝することも、嫌な出来事を自分からすっきりと切り離していくうえでは必要だ。
・「これまで仲良くしてくれてありがとう。あなたがいたから、楽しく過ごせたこともありました。本当にありがとう。いろいろなことがあったけれど、あなたと友達でいられてとてもしあわせでした。本当にありがとう。どうぞあなたもお元気でお過ごしください。さようなら」
(原文ママ)