キスよりも深い。
★★★★★
はじめて氷柱に弱音を吐く黒崎。
それを静かに受け止める氷柱。
キスよりも深い二人にドキドキしました。
復讐を遂げた先には何があるのか...
★★★★★
復讐に燃える黒崎が再び御木本と対決します。今回は、ホリエモンを彷彿させるM&A詐欺。黒崎の動向を知った桂木は...
黒崎と桂木、そして黒崎と氷柱は、微妙な関係がまだまだ続きそうです。
サブプライムローンの話は、勉強になりました。
ヘッドハンティング詐欺は、深入りせず被害がなかったので詐欺かどうか分かりませんが、知り合いが似たような経験をしたと言ってました。怖い世の中です。
いったん完結、一つの区切り
★★★★☆
扱っている詐欺も相変わらず巧妙な手口で内容も濃く、しかも大増ページという20巻。かなりの読み応えです。
「ヘッドハンティング詐欺」「M&A詐欺」の2本を収録。この二つの詐欺は別々というわけではなく、どちらも黒崎の仇敵といえる御木本が関わっているもの。「M&A詐欺」は黒崎が再び御木本に仕掛けていき、「ヘッドハンティング詐欺」がきっかけで神志名が動き出し、しかも途中で桂木にもばれて……と、いった具合に終始「どーなるんだ?!」とページを捲ってしまいました。
黒崎vs御木本vs神志名、そして桂木。その結末は――?
『クロサギ』はこの巻でいったん完結。次はスピリッツで始まる『新クロサギ』の1巻になるそうです。今まで出てきた何気ない脇役もちょこちょこ登場したり、裏表紙のイラストが今までのものと違ったものだったりと内容・装丁ともに区切りに相応しいものになっています。
クロサギ完結…そして新展開へ
★★★★★
この20巻では、黒崎と親のカタキである御木本がついに対峙!
その対峙の場で、御木本の口から聞く言葉とは…?
そして、最後には、珍しく自分の感情を氷柱に吐き出す黒崎が!?
なかなか面白い20巻でした。
「クロサギ」はこの20巻でいったん完結し、
「新・クロサギ」として新展開が待っています。
新展開も楽しみです!
現代を生きる教科書。次回作は新・クロサギ?
★★★★★
現代にはびこるいろいろな詐欺を巧みな手法で解説してくれる現代を生きる知恵、クロサギシリーズも20巻目。今作はヘッドハンティング、M&A詐欺と企業絡みの犯罪です.黒崎はいよいよ三木本を追いつめますが・・。新・クロサギシリーズがどのような展開になっていくか楽しみですが、こんな詐欺まがいの世の中で生きていくことのつらさをしみじみと感じる作品です.