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華中華 11 幽霊と涙雨 (ビッグコミックス)

価格: ¥550
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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オカマキャラはマンネリを救う? ★★★★★
グルメマンガは昨今珍しくないが,
チャーハンだけを扱ったこの作品は
注目に値する.
西ゆうじ氏は相当のチャーハン好き
なのだろう.(笑)

ただ,どうしても縛りが大きくなるため,
何巻か続くうちにストーリーに拡がりが
乏しくなるのではないか,と懸念していた.

そこで登場したのが島野敏郎.(8巻から)
ありがちな(?)オカマキャラとして登場し,
巻を重ねるごとになかなか味のあるキャラに
育ってきている.

そのおかげか,11巻まで続いた今も
この作品は魅力を衰えさせない.

本巻は意外な引きで終わるのもナイス.
(通常1話で完結するパターンが多い)

それにしても・・・チャーハンが食べたい(笑).
炒飯食べたい ★★★★★
炒飯を作り続けている漫画が珍しく
興味が湧いたので1、2冊購入。
のめりこんで最新刊まで一気買い。

話のパターンとしてはドキドキハラハラとする部分は少ない。
おちゃらけ、ドラマチックに仕立てられた人情話のテイストは少々の薬味程度。
食材に関してのウンチクも少ない。

なら、どの部分がいいのか。。。
それは、主人公の前向きな性格が私の心を鷲掴みにしたとしか言いようがない。

どんな環境でも卑屈にならず、愚痴も言わず、
マイナスの局面もプラス思考で打開する性格と度胸。
そして料理に対しての情熱と知恵。
そんなハナちゃん(主人公)読者の私は惚れてしまった。

嗚呼、これを書いているうちに炒飯が食べたくなってきた。