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ネクラートホリック (ビーボーイコミックス)

価格: ¥600
カテゴリ: コミック
ブランド: リブレ出版
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吸血鬼とダンピール ★★★★☆
山葵マグロ先生の作品を初めて読みましたので、他の著書と比較は出来ませんのでこの作品にのみについての感想です。

主人公の二人は吸血鬼とダンピール(吸血鬼と人間のハーフ)。
ダンピールは吸血鬼を始末する組織に属している。
ダンピールはその舌に不思議な紋章を持ち、ダンピールにキスをされると吸血鬼は動けなくなってしまう。
冒頭では、ダンピールはその舌の力を使って、動けないのを良い事に吸血鬼を抱き、そして去って行った。
「早く俺を捕まえて」──という言葉を残して。

ダンピールと交わったことによって、主人公の吸血鬼は血を飲めなくなってしまった。
復讐のために必死に彼を捜す主人公の吸血鬼だが、探しても見つからなかった彼は一年ぶりにふらりと現れて
「ダンピールとしての能力を失った」と告げる。
いつの間にか復讐を生きる糧のように感じていた主人公は、徐々に生きる気気力を失ってしまう。
死を願うようになった主人公に対し、ダンピールの彼は急に態度を変えた。
そこから二人の微妙な関係が始まる……。

星を4つにしたのは、前半のストーリーが毎回同じような展開だったからです。
でも後半では、それまでは鬼ごっこのような戯れ的な展開が一変して、最後には吸血鬼らしい主人公の性格と姿が見えて良かったです。

あと、巻末の描き下し11ページのマンガでのヒゲの男前コウモリ王が良いキャラで、
おまけにダンピールと美味しい絡みを見せてくれたのでお得な感じがしました。