わたしは大人ですが、暗算力アップのため繰り返し使っています。問題へのアプローチ法を変えれば、そして答えを忘れる程度の日数をおけば、何度も楽しめるドリルだと思います。たとえば、わたしは次のようなステップを踏みました。

初心者のころ・・・各ブロックの全組み合わせを下書きする。ひとつずつ消去法で候補を絞っていき、なんとかマス埋めを完成！

中級者のころ・・・ひととおりの組み合わせのみを下書き。複数の組み合わせがあるブロックは、隣接するブロックと照らし合わせながら、頭の中で消去法をし、最終候補のみを下書き。

上級者のころ・・・下書きはいっさいしない。いきなり確定した答えを書き込む。とはいえ全組み合わせを記憶しておく必要はない。（５や７などの素因数から埋めていくと楽）

学生時代は、因数分解なんてとくに面白いとは感じませんでしたが、この本を買ってすっかり因数分解にはまってしまいました。このシリーズでもっとも難易度が高いのが、今のところこれだと思いますが、さらに上回る「名人級」とか「超人級」とかも、ぜひ出版してもらいたいです。

中級や、数独（ナンバープレイス）をガッツリやってから始めることをお勧めします。