興味がなかった、知らなかった、教えてくれなかった…それらがこの悲劇を生み出してしまった。誰が悪いわけでもない、ただそれぞれがそれぞれの事情を抱え生きていかなければならない。
人間の哀しさがこの本には溢れていると思います。アンドロイドを人間に近づけることの意味。そもそも、いのちって何なの?人間らしい生活って?色んな疑問を投げかけられ、考えさせられます。続編(…出ますよね?)がとても待ち遠しい一冊です。