まずは、プロデューサーとしてのドン・ワズに敬意を表したい。
彼なくして実現しなかった企画であろう。
全曲、カントリーシンガーとブルース・R&Bシンガーとのデュエットという、
”イロモノ”になる危険性のある構成であるが、楽曲(選曲)、キャスティング、
バックミュージシャンのチョイスとどれを取っても妥協は無し。
track.4では敢えてモノラル録音というこだわりよう。
豪華な参加ミュージシャン、企画に目が行きがちだが、全ての曲において
演奏のポテンシャルは最高!
全てがオススメ曲だが、ラストを飾るBBキングとG.ジョーンズのデュエットが泣かせる。