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一勝九敗 (新潮文庫)

価格: ¥515
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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   フリースの爆発的な人気によりその名を全国区に押し上げた「ユニクロ」。このブランドを展開する株式会社ファーストリテイリングの創業者である柳井正が、創業より現在までの歩みをつづった。

   マスコミに持ち上げられたり、ブームが去ったあとには一変して叩かれたりした同社に対し、紆余曲折が激しいイメージを持っている人も多いはずだ。確かに本書を読むと、同社には数々の失敗や停滞期があったことがうかがえる。しかし同社の特徴は、失敗を恐れない姿勢にある。失敗から学習し、すばやく方向転換をしていくその経営姿勢は、失敗をそのまま放置したあげく、倒産にいたる大企業とは根本的に異なっている。

   成功に関する考え方もユニークだ。「成功するということは、保守的になるということだ。商売というのは、現状があまりうまくいかないときに、『だったら、どうやればうまくいくのか』ということを徹底的に考えるということであり、成功したと思った時点でダメになるのだ」という言葉は、現在も海外進出や新規事業に果敢に取り組んでいる同社の本質をうまく言い表している。

   本書には、地方の証券取引所に上場、東証二部上場、そして東証一部上場と会社の状況が変わっていくにつれて、経営の視点を柔軟に変えていった過程も克明に描かれている。会社規模の変化に合わせて社員に求めるスキルや目標が異なっていくのは当然のように思われるが、案外、変化を苦手とする経営者も多いのではないだろうか。机上の経営論ではなく、経営者による生きた事例を参考にしたいビジネスマンや起業家に一読をすすめたい。理路整然とした言い切り型の簡潔な文章であるため、非常に読みやすくまとまっている。(朝倉真弓)

IT×ビジネスのひきだし ★★★★☆
ユニクロの成長におけるトライ&エラーの記録。

海外展開、スポーツウェア、青果販売、トップ人事などユニクロも何度も失敗してますが、失敗はさっさと認めて割り切る。ダメージは最小限に抑える。必ず何かを学び取り次の挑戦をする等、ユニクロの成長は負け方がしっかりできていた事にもあると思います。

会社が潰れない限り本当の負けではないという位のマインドは、経営者でなくとも凹みやすい人にとっては勇気になるんではと思います。
「仕事力」上げる堂 ★★★★★
ユニクロ(ファーストリテイリング)社長。失敗があるからこそ成功できた、ユニクロの創業者の挑戦哲学!!
YUU MEDIA TOWN ★★★★☆
多くの失敗談も語られておりそこから何が良くて何が悪かったのか?改善するためには
どうすればいいのかをよく考えておられるように思えた。更に考えるだけではなく
計画を建てるだけではなくあくまで実行に移す。そんなこだわりが見て取れるような
気がしました。
自己啓発書店 ★★★★★
ユニクロ会長・柳井氏は仕事をするうえで(勝手に)師匠とあおいでいるお一人です。怖いほどの原理原則主義者です。一度お目にかかる機会がありましたが、オーラを感じました。