実はオカルトでも何でもない
★★★★★
オカルトと言って馬鹿にしているやつが一番アホだったwww
戦後のエリート教育はそんなもん
馬鹿にしたやつが最期は苦しむのだがwww
宗教と科学の合一
★★★★★
魂、輪廻転生等宇宙の仕組みを科学の成果を踏まえながら解明。その真理は今後の研究に待たねばならないが、宗教と科学というこれまで相容れないとされていた分野を昇華する考え方を分かり易く解説。大変啓蒙的である。
温故知新
★★★★☆
あの世、輪廻転生、魂、神などについて、最先端の科学である「素粒子の物理学(量子力学)」と昔から存在している「東洋哲学」、そして「深層心理学」を主に用いて説を展開していっています。それは、著者が言うには仮説ではなくその一歩手前の科学的ロマンだそうです。
全て理解できたわけではありませんが、各項が短く、空き行が多いのであっという間に読み終えてしまいました。もう終わり?と感じる所もありました。
新しい知識が増えると疑問点も増えます。物足りなくなるのは仕方がない分野なのでしょう。それでも、ただのオカルト本とは違う満足感がありました。
一粒の砂に宇宙をみることではなかろうか
★★★★★
かっては胡散臭い霊能力者の体験談、今は個性的なスピリチュアリストの
パフォーマンスとして語られ、どちらにしろ、やや食傷気味の「あの世」の事を、
「科学する」という矛盾めいた題名にうまく乗せられて読んでみた。
かなり理解しにくい科学的学説が披露されているが、日を於いてまた読めば、
どこか感覚的に捉えると納得する部分もあって、スリリングな知的満足を得た。
ユングの集合的無意識、量子力学、東洋哲学、そして仏教との相互関連を指摘しつつ、
「この世をテレビの画像、あの世を電波の飛ぶ電磁界」に、
あるいは「ホログラフィーの干渉縞にはどんな小さな部分にも物体の全体像が
記録されている」といった、わかりやすいたとえで説明してくれる。
かくして先端科学から古今東西の諸思想からのさまざまな引用および推論を
繰り返しながら、巻末の結論部へと導かれていく。
「宇宙の基本構造は、壮大な無意識のレベルのネットワークであり、
生命を得て生まれてくる個体は、その大海の表面に発生した
小さな泡のようなものでしょう・・・・・宇宙は全体としてひとつの生命体です・・
・・・その基本は、無条件の愛であり、また仏性であり、宗教が神や仏と呼ぶ概念と
一致します。」
イギリスの詩人ブレイクの一節がよみがえる・・・「一粒の砂に宇宙をみる」
禅をしたくなる科学の本!
★★★★★
タイトルに惹かれて購入したのですが、買った当初はこんなタイトルだし、結局は擬似科学の一種だろうとたかをくくっていました。しかし、一読してみて、この本に出会えたことを本当に感謝する気にさせられました。本の内容だけでなく、自身の内面的な部分にも大きな変革があったように思われます。自身にとってのインパクトの強い本 No.1 です。
内容は、物理学、心理学、宇宙科学、東洋哲学、など様々な観点から、現代科学の限界とその先に考えられる考察とをまとめた物です。ひも理論や量子論など魅力的な最先端科学にも少し触れられ、単純な読み物としても面白い部分もたくさんあります。単なる科学の成果を羅列するだけでなく、科学者達の意見を綜合して著者の意見を述べたりして、非常に面白いです。また、先端科学などが、東洋哲学と似通っている点が分かりやすく解かれていて、東洋哲学に関する魅力がわき上がってきます。
ただ、別に完全に科学の本という訳ではなく、最近はやりのスピリチュアル関係の話も多いです。例えば、その手の文献に多い、
『超常現象は世界各地で確認されている、だから超常現象はある』
的な決めつけもあり、もう少し込んだ解説をして欲しいと思う箇所も幾つかありました。最新科学を頭に詰め込んだ人のための本ではなく、最新科学や東洋哲学などの興味を促す本です。全部が全部鵜呑みにして良い訳ではなくて、正しい情報と疑わしい情報とを区別しながら読む必要がありそうです。
しかし、価値ある一冊であるという事には間違いがありません。これがあると死後の恐怖も解消されるかも知れませんしね。