ここまでも少なからずリアリティには欠けて来た作品ですが、今回の"峨王"はひどいですね。
ノートパソコンを爪先かすって液晶を半分壊すってのは、人間じゃないでしょう。
当然試合も人間のものではなく、アメフトとはよべません。
スポーツ漫画としては、下の下でしょう。

たしかにアイシールドも下降気味、キッド、陸、鉄馬、みんな瞬殺。
あれ、アメフトだよね?もはやバトル漫画。当初は感激してアメフトに興味を持ったり、ボールも買っちゃいました(笑)

神竜寺の時は単行本の発売日に速攻買いに行きました。最近では、あっアイシールド出たんだっけ。てな感じです

正直この展開にはガッカリです。峨王の印象は太陽戦でかなり強く描かれていたので、ここまで強く描く必要はないと思います。
ベスト4まで来たら、他校の戦いも丁寧に書くべきです。西部が負けるのは誰でも分かっていたことですが、この負け方はないと思います。
キッドが倒れる早さは、まぁ大目に見て良しとします。
しかし、鉄馬が一瞬で倒れるのは駄目です。彼の場合はもっと峨王と戦い、心理描写を描いて倒れるべきだったと思います。ここまでで鉄馬の心は何も描かれていないじゃないですか。
陸に関しても同じですが、もっと心理描写を描くべきだと思います。
やっぱりこの戦いは、2巻ぐらいかけてもっと丁寧に書くべきだと思いました。

何ですか峨王って(笑)
こんなぽっと出の奴のチームと決勝戦とか全く詰まらないし作者頭どうかしちゃったんですか?

しかも暴れまくりのゴリラとか全く愛着わかんし「気がたぎる…。栗田は凄いぞ!」とかもういいわ。決勝戦はキッド達とやって欲しかったな・・・。

最低でもこいつらとの戦いは王城の前にやって欲しかった。
悪い意味で期待を裏切られた。最近も全く面白くないし非常に残念。

この巻には西部白秋戦とヒル魔の過去話が主に収録されてます。
キッドは表紙なのは本編の扱いを見れば分かるでしょう。

3話にわたってヒル魔,栗田,ムサシの出会いなどが描かれています。
いろんな背景が見えてきて面白いです。脅迫手帳がなぜ出来たか?など。
ちょうどよく過去話までが収録されていて良かったと思います。

29巻からは泥門白秋戦!