各ミッションでは敵味方の無線が飛び交い、そしてストーリーが進んでいく。
このゲームは、STGの上級者、初心者問わずに「手軽に」「格好良く」プレイできるのがポイント。サイドワインダーやエースコンバットみたいにコントローラー全てを使って機体を操縦するのではなく、ジョイスティック一本で機体の上昇下降、宙返りや背面飛行も簡単に出来る。空に飛び立ってからものの数分で「エースパイロット」になることも可能だ。「格好良く飛べた」と思ったらセレクトボタンでリプレイモード。いろんなカメラモードで白熱の空中戦を観戦!
そして何より変わった機能なのが時間を制御できる「リフレックスタイムボタン」である。これをぽちっと入れると、時間の進行スピードが二分の一になってすばしこい敵戦闘機も楽々と打ち落とすことが出来る。「じゃあ面白くないじゃん!」と思うかもしれないが、そこら辺は少し高めの難易度がバランスを取っているのだ。
次、悪い点は皆さんの言うとおり「全体マップが無い」「作戦の目標がわかりにくい」という点。一応スタートボタンで確かめられるけれど、そいつがいる場所がわからないのが大変。それとミッションのコツを掴むまでは以外と難しいのに、一回掴んでしまうとひょいひょい終わってしまうのも少し口寂しい・・・。
全体的に見たらSTGとしての出来は良いです。グラフィックも綺麗だし、飛行機もただ乗るだけじゃなくてチューンナップできる。武器も機関砲から誘導爆弾などなどと多彩!ジェット戦闘機とミサイルに飽きてしまった人は一度、プロペラ機と機銃が主役の空中戦を味わってはいかが?
しかし、各ミッションのクリア条件の説明が不十分で不親切なうえ、ミッションエリアの様々な場所を飛び回らなければならないのに全体マップが無いことが、ゲームの難易度を妙に上げてしまい、ストレスを感じます。
細かいところまで気が回らないところが、実に洋ゲー。
フライト中に僚機から入る通信なんか、非常に雰囲気があって良いのですから、実にもったいない。
他の方も書かれていますが、攻略本とセットでの購入をお勧めします。