原石の美しさ!
★★★★★
今回は他のミュージシャンに提供した曲を川村さんの弾き語りで聴こう、というものです。
素朴だけれど、磨き方によって様々に変わる宝石の、いわば「原石」のもつ美しさでは無いでしょうか。
どの曲もアレンジやミュージシャンの声により、様々に変化する原形といったところが面白いです。最後の「ピアノ」だけは、本人のための曲です。声の持つ暖かさに「良いなあ!」と感じ入る私です。価格もリーズナブルです。
「孤独の向こう」がグっとくる・・
★★★★★
他のアーティストへの楽曲提供で豊富な実績を持つシンガーソングライター川江美奈子さんが、その提供曲から厳選した7曲を自らピアノ弾き語り(+シングル曲「ピアノ」を弾き語りで再録)で収録した1枚です。中島美嘉「桜色舞うころ」や平原綾香「孤独の向こう」など、提供相手は何だかクールな歌い方をしているけど、川江さん自身が歌うともっと情熱的で、本人が歌うほうがイイじゃんと思ってしまうのはファンとしての贔屓目かも。楽曲提供ばかりでなく、川江美奈子自身の歌がもっと認知されることを願いたいですね。いずれユーミンを超える存在になってほしい。
むむむ…残念
★★★☆☆
こちらのサイトを見て購入したのですが、印象としてはイマイチ。
もともと人のために書いた曲なのはわかりますが、川江さん自身の声が
ハッとするものではなく、何か今井美樹さんと似てるような似てないような…。
聞きなれた曲であるだけに、なおのこと新鮮なインパクトがありませんでした。
素朴なアレンジ、感情深い味わい。
★★★★★
一青窈や中島美嘉、平原綾香、今井美樹などといった様々なアーティストに楽曲を提供してきた川江美奈子、ついにその中から彼女の知られている名曲たちと彼女自分の最新曲「ピアノ」を弾き語りによるセルフカバーを収録したこの「letters」をリリースしました。タイトル通りに、一篇ずつの手紙を聴き手の私たちに届けて、私たちにちゃんと聴かせたいという想いを込めて作ったアルバムですが、他のレビューワーさんたちが書かれましたように曲の原型だからこそ今まで聴いた他のアーティストのバージョンとは違って、原作者として彼女ならではの理解の上に曲への思い入れは私たちがちゃんと感じ取れました。
どの曲もかなりの上出来ですが、自分にとって一番素晴らしかったのはやはり中島美嘉へ書き下ろした「桜色舞うころ」です。中島のストリングス入り非常にゴージャスなバージョンに対して、ぎゃんちゃんのはとてもシンプルな弾き語り。とはいえ、ぎゃんちゃんの弾き語りの方が感情豊かだったと感じました。春風に乗って、舞う花吹雪ーそれを窓越しに眺める女性一人がピアノの前に座って、弾きながら遠い所に暮らしている親愛なる人への想いを歌う、そんなシーンが浮かびました、曲を聴きながら。セカンドアルバム「この星の鼓動」に収録されたオーケストラバージョンはちょっとダサかったけど、この弾き語りバージョンでは彼女の美声を十二分堪能できます。
既に日本の街には雪が降ってきた頃と思いますけど、一人で部屋に、ココアを飲みながら静かに聴くそんなアルバムです。
中島美嘉 平原綾香 郷ひろみ などに提供した名曲の原型
★★★★☆
ヴォーカリストとして充分すぎる実績を持つ川江さんが
他のアーティストに提供した楽曲をセルフカバーしています。
全曲ピアノの語り弾きです。
やさしくて、美しいメロディーが多いな、と思いました。
楽曲提供時の原曲のイメージをそのままアルバムに詰め込んだようで、
聴きなれた曲も
また、別の深みを感じることができるのかな、と思います。