レベル毎の技術解説は写真も多く分かりやすく参考になりますが、クラヴマガに限らず、護身目的の技法としての有効性に少なからず疑問を感じます。
特に最初に出てくる女性の写真の技法では、こんな力技ができるくらいなら他のやり方でも危機回避は可能ではないかと、、、また、自分よりも大きく・力もある敵に直面した場合にいくつかの方法は危険ではないかと思われます。競技としてならありの場合も、実戦では命取りになりかねないこともあるわけですから。

Yellow BeltからBrown Beltの技を一つ一つ、Tipsも含めて丁寧に写真付で
紹介している数少ない技術指南書であることは間違いありません。
（※特に上位レベルの技の紹介がありがたいです）

クラヴマガの東京トレーニングセンターで練習しているなかで、疑問点の
解消も含めて非常に参考になります。平易な英語でわかりやすく書かれて
いるため、英語に抵抗感をお持ちの方もとっつきやすいかと思われます。

クラヴマガの練習生は言わずもがな、興味をお持ちの方は、是非とも、
目を通すべき１冊でもあります。

ちなみに、クラヴマガ・ジャパンの松元会長が、写真のモデルとして多数
登場なされておりますので必見です。