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パパのいうことを聞きなさい! (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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良質なホームドラマ。 ★★★☆☆
表紙に釣られて買ってみた。
安易な萌えを求めていたが、いい意味で裏切られました。
三姉妹との心の交流は、見ていて心温まります。

しかし、これはラブコメではない。ホームドラマなんです。
↑の商品説明の覧にラブコメとか書いてあるけど、信じたらサックリ裏切られるので注意。
不幸という名のドラマを盛り上げる要素があって、それを乗り越えて頑張っていこう、という内容で。
それが家族としての関係で話が進んでいくので、アットホームの後に続くのは「コメディ」よりも「ドラマ」がふさわしい。
恋愛と笑いの要素もあるにはあるけど、とても薄いんです。
読者を驚かしたり引き込んだりする強い力は感じられませんでしたが、綺麗にまとまっている小説でした。

可愛い三姉妹を見たい人なら特におすすめ。
迷いねこより、おもしろいファミリーコメディー ★★★★★
「迷いねこオーバーラン」でブレイクした松智洋氏の新作は疑似家族もの。姉の再婚相手の連れ子たちを引き取ることになった主人公が3人姉妹に振り回されながら、成長してゆく物語。登場するキャラがよくあるタイプなのと子供たちを引き取る設定(近しい親族はみんな死んでる設定)はやや無理があるが、ストーリーは平凡な日常の中におこる瑣末におこるトラブルをおもしろく表現している。ロ研の会長ほかメンバーがなかなかいい味出している。おすすめ。
暖かいドラマが魅力 ★★★★★
見ていてどこかほっとするような、暖かいホームコメディです
主人公の人生は自分でも言うように波瀾万丈なのですが、それを包んでなおあまりあるホットな空気が魅力的です
自分も娘が欲しくなるような、そんな感慨を受けてしまいます
主人公の青春ものとして見ても、かなり面白いと思いました
ほどよい現実感 ★★★★★
この作品の成功の要因は、きびしい現実をほどよく持ってきたことでしょう。

カバーのあらすじを読めば、
「ああ、主人公の青年の家に女の子が転がり込んできて、ロリータチックに、うはうはと楽しい話が展開するんだね」
と予想します。
が、実際の話は、お金という現実が主人公を苦しめる展開です。
苦しんで、最後は突きぬけ、成長します。
そこがいいんです。

読み手をぐいぐいとひきずっていく筆力にも脱帽します。
ぜひ読んでください。

地味 ★★★☆☆
買って損はない。しかし、値段以上の得もない。
と言うと悪い印象を持たれてしまうかもしれないが、それほど悪く思っているわけではないので悪しからず。

という前置きをしたくなるほど、判で押したような「アットホーム・ロマンス」なのだ。

物語はだいたいあらすじどおりであり、最後が「涙の感動」で締めくくられるのは、水戸黄門で紋所が出てくるくらい自然なことである。

世間的には「間違った」状況でも、個人には「幸い」な選択肢というものが、世にはある。
それをこなすために七転八倒するのがアットホーム・ロマンスの王道であり、まさにそこを踏破していく物語なのだ。
素晴らしい。

斬る方も斬られる方も黄金パターンな立ち回りに、異議を唱える方がおかしい。

おかしいのだが……

あえて言おう、地味であると!

ここまで意外性が無いと、逆に驚かされる。というくらい意外な部分というものがない。
ハンコ絵とはよく言うが、ハンコ小説という言葉を作りたくなる。
これはホームドラマモノの棚にハンコとして収められているに違いない。
そんなことすら考えてしまうような予定調和の運びであった。