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月光のカルネヴァーレ〜白銀のカリアティード〜3 (ガガガ文庫)

価格: ¥620
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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幸せそうな挿絵に騙されたぜ!(苦笑) ★★★★★
月光のカルネヴァーレの外伝小説の三巻目。
これで最終巻になります。

メインはギャングのアレッシオ、オートマターのフォーラ、人狼のフランチェスコの三名。そこに原作のキャラクターが絡んでくるような感じです。
内容的には、アレッシオがオートマターやフランチェスコとドンパチを繰り広げたり、フィーラと二人で愛の逃避行みたいな感じです(笑)
特に原作をやっている身としては、小説のキャラと原作キャラとの絡みは、面白かったです。
特にペルラは、ほぼ主役級の扱い。原作よりも、彼女の心情が語られる場面は多いかもしれません。途中のフォーラとの会話でも、彼女の優しさが垣間見られ、唯の真性のサド嬢では無いことが分かります(笑)
個人的にはポアロとシルヴィオもカッコよかったです。
ついでに、最後にあの男も登場します、といっても名前すら出てきませんが。

最後まで読んで色々と言いたい事があるのですが、ネタバレになるので書きません。ただこの小説を読むと、原作をまたやりたくなりますね。
この小説では明かされなかった、設定などもあるので、原作をやってない方はぜひゲームの方もやってみることをおススメします。

個人的に、最後にでも作者の後書きが欲しかったです。
完結巻 ★★★★★
もう少し続くかと思ってたので意外でしたが、完結巻。終わってみればこのシリーズは3つの中篇連作というよりも、寧ろ一つの長編を上中下巻で出したような形。
設定を回収しつつ、衝撃的だった二巻の展開を引き継いで最後の決着へ。ちゃんと終わってます。より大きなプロットは回収されていない部分がありますが、そこは多分原作ゲームや他メディアでの展開とリンクする構造になってるんでしょうね。

私は原作等の知識は無く一本の独立した小説として読みましたが、特に支障はなく楽しめました。