※画像は「三國志Ⅷ ハンドブック・下」の表紙です。
ただ、武将紹介については、『三国志7武将ファイル』が、演義だけでなく正史の少々マニアックな情報にも多く言及したそれなりに読み応えのある内容であったのに対し、本書は情報が演義のよく知られたエピソード中心の紹介にとどまっていることが多く、少々期待はずれだったという印象もある。8で初登場した武将も多かっただけに残念ではある。ただ、あくまでゲームの攻略本としてはとりあえず及第点だと思う。
で、この8作目に登場する武将たちのデータを紹介してある本なんだけど、これがただものではない。なんといっても、登場武将が500人以上いて、その一人一人について、ゲーム上のデータだけでなく、簡単なプロフィールまでついている。関羽や諸葛亮など有名武将はもちろん、「誰だ、これ?」「こんなの、いたか?」って思うような武将までが載っている。三国志の人名辞典としても使えます。
ゲームはやんないけど、三国志は好きだよって人にもおすすめです。