言葉とイメージの意外な差異
★★★★☆
ホピ族の昔からのメッセージは示唆に富んでいて、何かがあると想わせるような響きもあり、著者との出会いもドラマティックであり、思わず感心させられる内容であったので、少しだけ違和感を感じるところがあっても、あえて気にせずに読み進めていました。
しかし、読後になぜかその違和感が小さいままながらも、印象的に残ってしまいました。
他愛ないことと自分でも思うのですが、それは写真です。
ホピ族の男性たちが、まるでメタボ三兄弟のように、スピリチュアルな祈りの生活をしている人たちが、ここまでアメリカンな体型になるのか?食生活の節制は大丈夫か?と少々気になってしまったのです。
日本でも江原氏のような体型のスピリチュアルな人はいますので、それがどうこういうわけでもないですが、何と言いますが、ホピ族のメッセージとはなぜか違和感がありました。
それが悪いかどうかは別として、ともかく言いたいのは、文字だけで伝わってくる印象と、人物の写真を見せられた時の印象は、読後の印象にかなり違いをもたらすものだなあと感じた一冊でした。
ビッグな人たちとの記念写真を本に載せるのが好きな中丸氏ならではのことではありますが
真実かウソか二つに一つだと思いました
★★★★☆
中丸さんの本は中途半端ではないところはいいなって思います。
よく、アセンションとかチャネリングの本などは、自分がメッセージを受けましたっていう話だけだったり、または解説本などは、いろんな説を受け売りしているだけのこともありますが、中丸さんの場合は、UFOとかチャネリングとか、精神世界で特に有名な存在たち(クエンティンさん、アダマさん、アシュターコマンドなど)とか、地底世界や宇宙の世界や日本の霊的世界の存在と直接に中丸さんがコンタクトして、日常会話のように対話をしているというのです。
しかも、本書で紹介されているホピ族の神官たちに直接会って、彼らが待ち望んでいた「太陽の女神」であると自他共に認めて、さらに彼らが待ち望んでいた「白い兄」とはクエンティンさんであるとのことで、そこにフォトンベルト説とか竹内文書とか、ほとんどニセモノって思われているようなものも全て統合されてきて、きれいにストーリーが神がかり的にまとまって、巻末に中丸さん主催の太陽の会の入会案内で締められています。
UFO誘拐体験を持つカナダのミリアムさんも大粒の涙を流しながら初対面の中丸さんに感激して讃えるなど、まるでドラマのような完成されたストーリーです。
ここまで来ると、中丸さんのおっしゃることは真実かウソかの二つに一つしかないように感じられてきました。2012年のアセンションがどうなるかで答えは出ますので、少し時間差があったとしてもあと数年で分かることだと思います。