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スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新潮社
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駄作 ★★☆☆☆
題名の通り、自分を「商社マン」と表現しているところにセンスを感じない。
「会社員」や「サラリーマン」ではだめだったのか。
商社マンという肩書を捨てれなかった、未練・執着・保身だらけの男の半生。
孫正義伝を読んだ人はこの商社マンの器の小ささに驚くことでしょう。
実務的 ★★★☆☆
もっと新規事業にありそうなイベントや開発秘話を期待していたけど・・・うまく会社制度をつかいながら社内ベンチャー?を立ち上げたいい例かも。今後独立はまだ怖いけど、新規のアイデアを試したいとかいう人にはおススメ。
店は好き ★★★☆☆
夕食は100%外食ですませている私にとって、
スープストックはとてもありがたい店です。
この店が出す食事なら、体に害を及ぼさないと
安心できる。

そう思っていたところ、創業者が書いた本があると
知り、さっそく読んでみました。

思ったとおり、手間をかけて安心・安全な食を提供することを
心がけているようで、ほっとしました。

この本は、スープストックファン向けの本だと思います。
起業家の本として読むと、いまいち。
プレゼンの参考には少しなると思いますが、
起業、会社経営の本としては、内容に普遍性がなさすぎると
思います。

もっとも、この店のスープを飲みつつ、読むと考えさせられる
ことはあります。
ファースト・フードとしては、1000円は高いです。
しかし、1000円で食べることのできる店が出している
スープとしては、このクォリティはなかなかです。
あえてスープにメニューを絞ることによって、価格を低くしながら
クォリティを高める。
ちょっと前に流行ったブルー・オーシャン戦略?
どうしてここまで大胆な絞込みをすることができたのか、
もう少しそのあたりを突っ込んで聞いてみたかったというのが、
正直なところです。
ビジュアライズしたら、物語でアウトプット ★★★★☆
三菱商事の1社員が社内ベンチャーとして出発する。
そのはじまりは「スープのある一日」という企画書だった。
その企画書がそのまま掲載されている貴重な書籍です。

著者がビジュアライズした風景が、この企画書に物語として進んでいきます。
10年以上たった今、その物語のいくつかは実際に実現しているところが素晴らしい。
たとえば、JALとSoup Stock TOKYOとのコラボ。
ビジュアライズした夢を、物語としてアウトプットして、周りを巻き込んでゆく、
そういう能力を磨いていこうと思いました。すばらしい★4つ
SOUP STOCK TOKYOという作品 ★★★★☆
面白かったのは、

・三菱商事にいた遠山氏がSOUP STOCK TOKYOを立ち上げる際、「スープのある風景」というストーリー仕立てのプレゼン資料をつくったそうだが、そのプレゼン資料がほぼママで掲載されている点。

・そのプレゼン資料の仕立てもそうなのだが、もしかしたらアーティストになっていたような人が(というか実際アーティストとしても活躍されている)、その世界観や美意識を具現化するために、経営者として事業を創り出した点。(事業の閃き、商品や内装へのこだわり。トレンドありきではなく、自分の創りたいものにこだわる姿勢)

特に後者については考えさせられる。経営(実業)と芸術(虚業と言い習わされてきたもの)は、従来、相容れないというか、対照的なものとして捉えられてきたけれど、実はとても近しいものなのかもしれない。