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ディア・ハンター デジタル・ニューマスター版 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]

価格: ¥1,800
カテゴリ: DVD
ブランド: UPJ/ジェネオン エンタテインメント
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   ヴェトナム戦争のさなか、ペンシルバニア州のロシア系アメリカ人のマイケル(ロバート・デ・ニーロ)、ニック(クリストファー・ウォーケン)、スティーヴン(ジョン・サベージ)の3人が徴兵され、戦場で地獄の体験をする。やがて帰還したマイケルは、行方不明となったニックを探しに、再びヴェトナムへ赴く…。
   ヴェトナム戦争がアメリカ人に狂気をもたらし、青春や友情、そして愛までも変えていくさまをリアルに描いたマイケル・チミノ監督の問題作。ロシアン・ルーレットを用いた残酷シーンで、ヴェトナム側を非人間的に描いているとの反発の声もあったが、あくまでもそれはアメリカ人から見た悪夢の描写ととるべきだろう。戦場へ赴くまで、およそ1時間の青春群像描写が秀逸。ラストで皆が歌う「GOD BLESS AMERICA」の空しさも、深い余韻を残す。アカデミー賞では作品、監督、助演男優(クリストファー・ウォーケン)、音響、編集の5部門を受賞。(的田也寸志)
ロシア移民がアメリカのIDを求めて戦地へ ★★★★★
冒頭のシーンからイコンと十字架が背景に写り、ロシア革命時の宗教弾圧により亡命した白系ロシア人で、当然ユダヤ系ではない正教会の移民と分かります。
全編に流れる音楽はロシア正教が重要視する賛美歌とロシア民謡、そして当時のアメリカで流行っていた音楽です。
移民から三代目、既にロシア語が話せない息子たちが、「祖国のため」にベトナム戦争に赴きます。
ベトナム戦争とは資本主義と共産主義の代理戦争。
当時成功を思わせた共産主義は彼らの祖父や祖母の祖国が育んだ思想です。
駄洒落のつもりかロシアンルーレットで人生が翻弄される彼ら。
未だにベトナム人と更に派兵された元アメリカ兵から掛け金を搾取する元宗主国のフランス人。
北ベトナム政府軍の兵士が壕に隠れる地元民に手榴弾を投げ込んだり、親子を銃撃したり、制作時の時代背景を感じさせます。
いまいち、ここまでロシア正教を絡ませる意味がくみ取れませんが、再度見ても重たい気持ちになる映画でした。
ロードショーで見て以来の32年ぶりの鑑賞でしたが、当時の印象とぶれることのない、3時間を有効に使った映画でした。
漢(おとこ)の友情物語。 ★★★★★
この映画を初めて封切館で観た時の不思議な体験をしましょう。
旅先で一夜の宿代わりにオールナイトの映画館に入った。
その時、映画はまだ途中で、ギッシリ満員。
次の入れ替えまで待つことにしてロビーで時間をつぶしていたのだが、
映画が終了した時間になっても映画終了特有の喧騒が聞こえてこない・・・?
と思ったら一人、また一人と目を真っ赤にした観客が疲れた足取りで場内から出てきたのである。
約3時間後・・・私の目も赤かった。
何の予備知識も持たずにNAM戦の戦争映画というだけで、この映画を観てしまったノダ。
これは効いたゼ・・・。感想・・・?
よい友人を作りたいし、自分も漢(オトコ)になりたい。
今でもこの映画を観る度にそう思うんだけど果たせずにいる。
ロシアン・ルーレットのシーンが胸に痛い ★★★★☆
べトコンを悪く描いている点が、納得しずらい。戦争において、どちらが善悪かなだとは判別することは、はなはだ困難なことであり、描き方によっては間違った観念を植え付けてしまいます。こういった経緯で、アカデミー賞の授賞式前後はデモがあったと、当時在米していた友人から聞いたことがあります。
悲惨な極限の状況下において、アメリカもベトナムもどちらも人道上許されないことお互いにしてきたはず。ベトナム人もベトナム戦争帰還兵のアメリカ人からも「正しく戦争を描いていない」という批判を受けた映画です。

ただ、俳優陣の演技はみな素晴らしかった。繊細な印象のクリストファー・ウォーケンは、この映画で最良の演技をしました。戦争に行く前の、デ・ニーロ、ウォーケン、J・カザール(ゴッドファザー、狼たちの午後など)、M・ストリープ達の青春群像の牧歌的で抒情的なシーンは美しかったです。カザールとストリープは、現実でも恋人であり婚約をしていましたが、カザールはがんで命を落としてしまい、これが遺作となりました。

ベトナム戦争前後、相次ぐ暗殺事件など、輝けるアメリカは完全に病んでしまった時期です。輝ける世界一自由で富んだ豊かな国だという、誇りと認識が揺らいでいったのは、東西冷戦中、ケネディー暗殺後、ベトナム戦争に介入してしまった事も一因の一つでしょう。

マイケル・チミノ監督は意に反して批判の対象になってしまいましたが、この映画ではベトナム戦争のむなしさ、むごさ、若者たちの心と体をむしばんでしまった空虚感、帰還兵の癒えない心の傷を描きたかったはずです。
戦争はどこまで何を破壊するのか?の描写に挑んだ秀作 ★★★☆☆
一人ひとりのキャラクターがしっかりと浮き彫りにされており、観る者を一人の登場人物へ偏らせない。戦場シーケンスは短時間であるにも関わらず、戦場の異常さをこれほど如実に表している作品は他に思い浮かばない。また音楽も素晴らしく観終わる頃にはメロディーが頭から離れなかった。ただし(バッサリ切る勇気も含めた)編集に雑さを感じる箇所がある。そこがチミノ監督が後年に成功しなかった要因か。
内容は素晴らしいが字幕の品質がひどい ★★☆☆☆
25年くらい前にVHSで見て以来、初めてDVDで購入しました。内容は他の方に任せて、
製品としてどうかと言えば正直疑問です。確かに映像はVHSと比べて遥かに良くなって
いますが、字幕のフォントがハッキリいって不自然なので、よく観察してみると漢字の
フォントとかなのフォントが全然違うのです。かなだけ手書きくさいというか… また、
漢字も一部日本では用いられない字があったことから、恐らく中国で作成したものだと
思われます。セリフの一部も「大切なのこと」のように文法的におかしな表現がありま
したので、翻訳についても不安になりました。

廉価品とは言え、こうしたところに気を使わないメーカーは正直信用できません。