近年の水文気象学のバイブルといっても良い本．
地表面付近の気象現象，とくに植物と蒸発などの関係に迫ろうとする際には，はずせない本でしょう．

ただ，初学者にはちょっと難解なので，まずは類書の“地表面に近い大気の科学―理解と応用”をお薦めする．

気象関係の仕事や研究をなさっている人にとっては必須の一冊でしょう。
特に熱収支関係については、持っていて損は無いと思います。
有名なバルク式もこの本が元になっているので、参考になると思います。

ただ、通常の本屋だと、この本は品切れになっている可能が高いので、お早めに購入されることをお奨めします。