もう少し深い内容を期待したのだが……
★★★☆☆
日経新聞の朝刊のマーケット欄に書いてある細々な情報の見方・意味・役割など
を新聞記事を題材にわかりやすく解説してあるものだと思って買ったのですがそう
いう深い話はあまり載っていないです。信用倍率の読み方や裁定買残・売残なども
触れられてはいるのですが、表面的と申しましょうか、もう少し突っ込んだ説明が
欲しかったですね。
本文も会話調ですし、株をやり始めたばかりの初心者向けの本ということでしょうか。
(確かに、この本をざっと読めば株に関する基本的な知識は身に付くと思います。)
分かりやすく株の解説がされている
★★★★★
「日経」の読み方が11月改訂された。これは、世界金融危機に発した株安に対して、今後どのように株を運用すれば良いのかという読者に対しては、グッドタイミングだと思います。株初心者が日経新聞部長にいろいろと質問をする形式で、ありとあらゆる質問をする。もちろんどの株が儲かるのかとかなどいった方法論は書かれていないのだが、運用についての考え方などの目安が分かりやすく解説されている。
日経新聞の読み方なので,他の新聞読んでる人は効果3割減
★★★★☆
日経新聞の会社情報などを担当されている筆者が書かれた書.
株の仕組みからROEやPBRと言った株取引時のテクニカル分析に用いる
指標の説明まで幅広い内容を集めています.
教科書というよりかはコラム集といったかんじ.
所謂「ネット株をはじめよう!」系の本とは大分違います.
この本を読むことで得られるのは以下の二つです.
1.株の値動きなど仕組みの大枠が理解できる.
2.株に絡む日経新聞記事の読み方がわかる.
故に,日経新聞を取ってない人が読んでも価値は3割減と思われます.
株式については最近は「スイングトレード」,「必ず儲かる銘柄選び」のような即物的な本が多く出ていますが,地力をつけるためにはこういう本も大切なのでしょう.
読みやすさとしては,対話形式がとられており,とても読みやすいです.
日経の広告的なところはあるが…
★★★★☆
すでにどなたかも書かれているように、日経の広告的なところもあります。ですが、日経の紙面との連動性はそれほど私には感じられませんでした。もちろん、横に日経を置き、それと見比べたほうが、より内容を理解できるとは思いますが、特にそれを強要しているものではありません。
内容は基本的なことが一通り網羅されています。勢いでネット取引を開始してしまった私の場合、株取引をすでにしているにも関わらず知らなかった情報が書かれていたので、非常に重宝しました。
1年生社員と部長との対話という形式も読みやすく好感が持てます。
素人にもわかりやすい。
★★★★☆
素人にはわかりにくい「先物取引」や「信用取引」が比較的理解しやすく説明してあった点は評価できます。しかし、今までに株式投資の初心者用の本を読んだことのある人は、70%知っている内容。日本経済新聞社編だけあって、日経のPRとも読めなくはない。大切なことは、知識を使っていかに推測することだと言いたかったように思えます。この本の内容は、株式投資をする上での基礎知識。この知識があった上で、土俵に立てるんだと思います。だから、この本を読んだからった、すぐに株で儲かるというわけではありません。そのへんは誤解のないように。