表紙の子ブタの編みぐるみに一目ぼれして購入しました。
今まで林ことみさんが出されてきた、北欧の編み物の本の「まとめ」的な感じです。
様々な本で紹介されてきたいろんなテクニックが、この本で一つにまとまった感じがします。
北欧の手編みに興味がある方は、この本から始めるといいかも。
そして、たとえばドミノ編みに興味を持ったら、ドミノ編みの本に進むとか。
そういう「入口」として、とてもいい本だと思います。
後半は、編み物じゃなくて、刺繍とか手芸の本。１冊でいろいろ楽しめます。

表紙の豚さん、二匹作りました。
簡単でとっても楽しかった！

他にもたくさん、エコなアイデアが満載です。

北欧の方たち、冬はとっても長いので、こんな素敵なアイデアが
永い年月の間にどんどん生まれていったんですね・・・。＊＾＾＊

あまり布、あまり毛糸、手作りする＝ものを大切にする喜び・・・

そんなことを教えてくれる本でした♪

掲載されている作品はすてきだと思います。やればそう難しくはないんですが、説明が実際以上に難しく見せている気が若干します。
専門書の出版社から出せばよかっただろうにと思いますが、そうでもないんでしょうかね。。。例えば編み図の性質からいって段数のガイド表示があった方がいいんじゃないかとか（編み図も小さく入れてますからね）、この手順はもう少しピックアップして説明するとわかりやすい気がするのにとか、出版に関わる人ならきっとむずむずする本です。実用書としての配慮が比較的感じられない。著者の近著も説明レベルが上がっているわけではないので、この本のようなスタイルはまだまだ試行錯誤なのかなぁと思います。

それでも購入したのはやっぱり作品がすてきだから。企画の勝利って感じですね。どこかで大胆に改版してほしいです。

編み物上級者さんにはとても楽しい本だと思います。
私も編み物が好きですが、上級ではありません。
この本は見ていてものすごく面白くて、
写真もきれいで作りたい物ばかりでした。
が、、実際やってみるとさっぱりわからず、
あきらめてしまった作品ばかり、、＞＜

ドミノ編みとリストウォーマーもやはり説明の意味がわからず、
編集室？なのでしょうか、電話で問い合わせをしたら、
この本の作品を作ったというスタッフさんが電話に
出られて、「本の通りに編めば出来るんですけど」
「あー別に、、出来ると思いますけど」などとあっさり
言われてしまい、結局完成せずに終わってしまいました。。

最後までやり直してまたほどいてやり直して、完成できたのは
三角に編んでいくストールだけでした、、。
初心者さんにはきついです。
レビューに載っている表紙のブタさんを編んだ方々を尊敬します。

みなさんが書いていらっしゃるように、ヴァラエティに富んだ楽しい内容です。編み物だけでなく、可愛くて簡単な透かし模様や縁飾りなど、出来そうな気持ちになるだけでも嬉しいです。
しかし私が購入を決めた理由は、古くなったセーターを洗って縮め、それに少し手を加えてチェアマットやクッション、リストウォーマーなどにリメイクする方法が載っていたからです。使えなくなった(使わなくなった）ものが少し工夫するだけで生まれ変わると思うと、何を作ろうか、ワクワクしてしまいます。