一曲目、リターントゥフォーエヴァー?これ、メンバーまでほとんど一緒。これじゃチックに喰われちゃうよ。同じセッションからは5のCreekも収録、気分のいいRTFなナンバー、なんのこっちゃ?一方、キース関連では2曲。2はアイアートが絡んでいた頃のマイルスバンドの実験的作風(ゲットアウウウィズイットやディレクションズ系)。シンプルな繰り返しの中でアイアートのケコケコケコシャラランシャラランが暴れまくるという、なるほど、それなりにリーダーとして目だっているかな?4はまさにキースな世界でエクスペクテーションズや宝島をフュージョン風味を堪能できる逸品。しかし短い!涙!残るアイアート作の3は思いっきりアイアートしているのだが、ワタクシ的にはアガパンのパーカッションソロ部分(この演奏者はエムトォーメだが)のようでいまいち。どうにもこうにもチックやキースに目がいってしまうアルバムです。割り切ればお買い得。
それにしてもこのジャケデザインは..........なんとかならんの!