中継ぎエピソード・・・なのかな?
★★★☆☆
やや物語的に寂しいエピソードの多い35巻。
特殊な連載形態がかなり裏目に出た巻に感じます。
個人的にマイナスに感じたのは新ポケモンの捕獲。
今回ダイヤとプラチナが野生のポケモンを捕獲するのですが
経験の乏しいはずのプラチナの捕獲エピソードを端折るのは不自然だなと。
逆にパール側のレントラーは前巻からそれなりに尺を割いています。
タタラ製鉄所自体が本編にどうしても必要ではないエピソードなだけに苦しいなあと。
尺を割くエピソードの配分がうまくいっていない気が。
今巻のポイントとしては寒さを意識するキャラクター、でしょうか?
パールは寒くなってきたと長そでになるエピソードがあって、
プラチナは冬服を買うエピソードがあったりと。
ダイヤは冬服こそ登場しませんでしたが衣装チェンジが多いです。
ポケモンバトルの方は野生ポケモン、トレーナー相手のダイヤ、
ジム戦のプラチナと差別化がより進んだ印象が。
7章の戦闘は割とシンプルな描写が多かった印象があるのですが、
ここに来て激しい描写も増えてきたと思います。
衝撃波に耐えるダイヤとそのポケモンとか。