2008年4月にPCで発売された学園伝綺AVG『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』のリメイク作。家庭用ハードへの移植に伴い、異形の者たちとの壮絶な戦いを描いた本編シナリオ"罪と罰と贖い(あがない)の少女"が大幅にリメイクされており、さらに本編とクロスオーバーする新シナリオ"虚ろなる鏡界"が追加されている。新シナリオには、オリジナル主人公として天見修が新登場。PC版を補完するストーリー展開と合わせて、イベントCGも多数追加されている。なお、サブキャラクターにもスポット当てた本作では、百野栞と奈月香央里の2人の新しいイベントも追加されているので、PC版をすでにクリア済みというユーザーも新鮮な感覚でプレイできる。
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主人公に魅力を感じない
★★★☆☆
一通りプレイしました。普通に面白かったです。あくまで普通にです。
5人の仲間と「赤い夜」の中で敵と戦っていくわけですが中々
王道な熱い展開で終盤まではとても良かったと思います。
音楽も何曲か耳に残るものがありました。
ただ主人公の駆に微塵も魅力を感じませんでした。
一応、主人公だけの能力には目覚めるものの、使う
武器はなぜ美鈴先輩のお下がりだったのか…
美鈴、操、賢久とかがキャラ濃すぎて完全にキャラが消えています。
あと虚ろなる鏡界偏も面白かったには面白かったですが
少しボリュームに欠けるかと…
総合的に見ても凡作なゲームだと思います。普通です。
私のツボにはまりました。
★★★★★
まず,私はPC版を未プレイです。実を言うと,アニメを観て11eyesを知りました。
アニメは2-3話観て今ひとつピンと来なくて観るのをやめてしまいましたが,
シュタゲのためにXBox360を購入し,次にやるソフトを物色したところ,何と
なくパッケージが目に入り,アニメで大まかな設定は知っていたので,手に取り
レジへ。最初の「赤い夜」を終えたあたりでしばらく中断していましたが,ふと
思い出して再開してみると・・・。
あれ? ゆかはほっとけないし,美鈴はツンデレで凛々しい。雪子は振り回され
系だけどオッケー。菊理は年上で甘えたくなる,とみんな可愛いんですよ。
栞や香央里,彩子先生もいいですね。なんでルートがないの?と思うくらい。
特に菊理はToHeart2のいいんちょ声ということもあって,凶悪なレベルで
可愛いです。(最初しゃべらないのですが,進めると声が聞けます。)
さて,ストーリーは悪くない,というよりむしろしっかりまとまっている
感じです。選択肢を誤るととたんに即死だったりするのはFate/Stay Nightを
彷彿とさせます。
全体的なボリュームが若干控えめな気がするのは残念ですが,物足りない
感じはそれほど受けませんでした。
会話のセリフには色々なサブカル系の小ネタが仕込んであり,知っている
人ならニヤリとしてしまうことでしょう。
「問おう,あなたがツィベリアダのマスターか?」という雪子のセリフは
盛大に吹いてしまいました。床のコーヒー拭き取るの大変でしたよ。
下ネタが多いというレビューが多いですね。確かに下ネタは結構ありますが,
CEROはCですし,このくらいはあまり違和感なく楽しめると思います。
クロスビジョンのシステム(主人公以外からの視点でのシナリオが読めます)
は面白いですね。私は(ちょっと古いかな)クリスティのABC殺人事件のアレク
サンダー・ボナパルト・カスト氏の手記を思い出しました。
グロ耐性はかなり低い私ですが,問題なく楽しめました。シュタゲよりも
グロさは低いでしょうか。
追加シナリオが未プレイなので,楽しみにしているところです。
あとはプラチナコレクションでの発売を期待したいところですが・・・。
良作
★★★★★
アダルトPCゲームからの移植、リメイクだということを前提にプレイ、購入検討してください
追加シナリオではさすがにコンシューマ機向けということもありナリを潜めますが
オリジナルでは下ネタ、セクハラ的セリフが頻出します
そのあたりの会話をスルー、もしくは笑って楽しめる人向け
それを乗り越えられればゲーム自体は良作です
毎回、時と場所を選ばず引きずり込まれる「赤い夜」のために
プレイヤーも適度な緊張感を維持したままプレイできることでしょう
物語の展開もテンポよく且つ少年マンガみたいに熱く、日常会話も起伏に富み楽しいです。
個人的な感想ですが…
★★★☆☆
11eyes初プレイです。けっこう期待して買いましたが自分の全体的な評価は普通でした。
罪と罰と贖いの少女偏は、ギャグが下ネタが多くて少し残念でした。それと幼馴染のヒロインが少しヤンデレっぽくて何かと主人公のことを心配します。好きな人はいいかもしれませんが嫌いな人はけっこうむかつくかもしれません。あと主人公がまともに戦えるようになるのが遅かった気がします。まともに戦うのは最後らへんの2回ぐらいであとは仲間達の戦いを見ているか少しだけ参戦するぐらいでした。あと個別ルートがラスボスを倒した後の少ししかありません。新シナリオは他の方が書いていた通り選択肢がひとつしかなく、5時間程度でクリアできるので少しボリューム不足かなと。
以上のことが気にならないならば楽しくプレイできると思います。自分は全て気になりましたが、画質がすごくきれいだし後半はけっこう重くなって楽しめたので☆3つです。
Xbox360 11eyes 限定版について
★★★★☆
限定版はPCゲームのパッケージのような観音開きの紙製ケースのなかに、ゲームDVDとドラマCDがそれぞれ個別のトールケースに、他にポストカードのセットが入っています。
限定版パッケージは写真などでは分かり辛いですが、実物はメタリックで鈍く光っています。大きさは通常のゲームケースと同様ですが、厚さは3倍です。
ドラマCD「サン・ジョルディの日」は栞の視点で展開し、5話構成で約46分もあります。ドラマCD用に専用ケースが用意されているのは良いのですが、レーベルの絵がフルカラーではないのが少し残念。
ポストカードセットはバラバラに入っているのではなく、ノートのように端で留められており、枚数が多いので結構厚めです。絵柄もCGやイラストなどバラエティに富んでいます。
Xbox360版のカオスヘッドが面白かったので、その流れでなんとなく買ってしまうのでした。
プレイ直後は「やばい、普通のギャルゲー買ってしまったかも・・・・。」と心配なスタートでしたが、初めての「赤い夜」の訪れから、だんだんと面白くなっていき先の物語が気になるように。
「赤い夜」はこのゲームの肝みたいなものでして、主人公達の都合などお構いなしに引き込まれる異空間みたいなものです。見慣れた町並みだけど少し違う、空には黒い月が赤い光を放ち、最も違うのは異形が襲ってくるという点。赤い夜は終わるのも突然、それまで何とか生き延びて普通の生活へ。平穏を送っていると、突然パリーンと画面が割れて「赤い夜」異形との戦いへ。選択肢一つ間違うと悲惨なBADENDだったりで、この緊張感がたまらない。
パッケージには総プレイ時間40時間以上と書かれていますが、既に一周で20時間超えてますが!?クロスビジョンのシステムにより別キャラ視点で同じ時間軸を楽しめたり、別主人公のシナリオや全てのエンディングを見たら、40時間は軽く超えてしまいそうな感じです。
絵柄がモロにギャルゲーなので敬遠してる人もいるかもしれませんが、スリルある伝奇ノベルアドベンチャーを体験したいなら超お勧めです。戦闘シーンをはじめBGMも名曲揃いですね。