J.A.M 時代の頂点を一気に駆け抜けた、ほとばしるエネルギーの軌跡
★★★★★
PHOTOは、「これぞ、YUKI」と、思わずうなる、JAM時代のYUKI。なつかしいな。
変幻自在、破天荒でエロチックで、コケティッシュで、ロリータ。
だけど、ボーイッシュで、かわいくて、素直で・・と、内面のすべてをほとばしらせたYUKIが
満載で、納得。
ストーリーは、他のGirlyシリーズより、さらにディテールを描き、上京後のデビュー
から、海外レコーディング、武道館、紅白から、活動休止、解散までを描きます。
圧巻は、YUKIの当時の日記からの詳細な引用。
そのとき、目くるめくスピードで、時代の音楽シーンの絶頂に一気に駆け抜けていったJAMとYUKI
の様子が手に取るようにわかる感じで、すばらしい本です。
ラストの、自筆のイラストとレターは、YUKIの多彩な才能と感性を感じられ、ファンにはたまらない。