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スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books)

価格: ¥798
カテゴリ: 文庫
ブランド: ソニーマガジンズ
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映画より分かりやすい ★★★★★
映画を見ただけでは納得のいかなかったことが、小説を読むとすっきりと分かります。
アナキンの苦悩、パドメへの愛、そしてダークサイドへの転落。
納得のいくかたちで描かれています。映画では見ることのできなかったヨーダやメイスの葛藤や(彼らも焦ってけっこう感情的になってます)、ドゥークー伯爵の考えなど、エピソード3がより楽しくなりますよ。
それにしてもパルパティーンが帝国の独裁者になる過程は敵ながら見事ですね。
ジェダイが「シスであること」を根拠にパルパティーンを逮捕するのは、哲学、思想の自由を謳っている憲法の前では全く無力でしかないとパルパティーンが主張したことには反論できません。ジェダイははじめから負けていたといえるかもしれません。

とにかく非常に楽しめます。映画だけでは物足りない人にお薦めです。
ヤマッチ ★★★★★
映画にない場面があってドキドキ感がする。
僕はこれをかって読んだとき、映画にないところがあると築きました。
これは未公開映像を入れたバージョンなのか。
それなりに楽しめます。映画でわからなかったところも分かりよかったです。
是非読んでみてください。
ヨーダVS皇帝の場面が正確でなく、残念 ★★★☆☆
原作ということで、映画にし切れなかった部分を楽しんで読もうとしました。心理描写やヨーダとクワー=ガンの会話など映画より面白いところはありましたが、ヨーダVS皇帝の場面での描写が映画と違っているのが残念です。映画では、決定打はないもののヨーダの方が押しており、結末は相打ちで、体重の軽いためヨーダがついていなかったという内容を全く違う形で、最後にヨーダがフォースの雷を直撃したと書かれているので、正直、この部分だけではありますが幻滅しました。
大作 ★★★★★
映画の小説化だが、こちらはかなり深く掘り下げられた内容だ。映画の方には深さが足りないと思った。心理描写が足りなすぎた。そう言う意味では、こちらが真の「エピソード3」かもしれない。
死んだ星のドラゴン ★★★★☆
 一般の映画に比べて、スター・ウォーズはノベライズの比重が大きい。本編では描かれない設定などの描写が小説では可能である事も理由のひとつであるだろうし、それはスピンオフ作品が小説から広がり始めたことからも伺える。

 この「エピソード3/シスの復讐」は500ページを超える大長編。ただ映画のストーリーを追うだけではなく、アナキンの心理描写を中心に据えて描いている(だからキャッシークのシーンはない)。著者のマシュー・ストーヴァーはメイス・ウィンドゥが主人公の「破砕点」や、ニュー・ジェダイ・オーダーシリーズの「反逆者」も手掛けている。

 アナキンは幼い頃に見た、死んだ星の光景が頭の片隅にこびり付いており、それは「死んだ星のドラゴン」というイメージでずっと苦しめてきた。

 「あらゆるものが死ぬのだ・・・星ですら燃え尽きる・・・」

 全銀河のヒーロー(序章「ヒーローの時代」がいい!)だが実は恐れているものがある若者が、その恐れゆえに悩み、苦しみ、かくして漆黒の「恐れを知らぬヒーロー」になるものの、大切なものたちを失ってしまう。

 また、『帝国の逆襲』に登場したインペリアル・スター・デストロイヤー<アヴェンジャー>艦長ロース・ニーダが、本作では共和国軍の少佐として登場する。『帝国の逆襲』ではファルコン追跡に失敗、ベイダー卿に処刑されるという損な役だったが、本作ではグリーヴァス将軍と人質交渉し、さらにアナキンとオビ=ワン、議長が乗った船の不時着をサポートするという渋い活躍を見せる!
 この22年後、まさか処刑されるとは知る由もなく・・・(ちなみにスター・ウォーズ悪の迷宮には若き日のドドンナ将軍が登場、アナキンとオビ=ワンに指示を下す)

 映画本編ではカットされた、パルパティーン反対派の会合や、ヨーダとクワイ=ガンの会話シーンもあり、映画を見てから目を通してみると、また違った楽しみ方ができるだろう。