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ブリジット・ジョーンズの日記

価格: ¥36,534
カテゴリ: 文庫
ブランド: ソニー(SONY)
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ブリジット・ジョーンズの日記 [Aug 01, 2001] ヘレン フィールディング、 Fielding,Helen; よし子, 亀井
ブリジット・ジョーンズの日記 [Aug 01, 2001] ヘレン フィールディング、 Fielding,Helen; よし子, 亀井
女性向け萌え小説 ★★★★☆
最初はあまりにベストセラーになりすぎていて、「いかにもいまの女性の生き方」みたいなことが書かれているのかなと思い、敬遠しましたが、読んでみたら意外とははまりました。

というか、完全に女性向け萌えそのもの。

実は本人も忘れていた幼なじみがいて、それがとてもかっこよくて、×1の弁護士なんて、完璧なシチュエーション。

恋人に裏切られたりもするけど、最後は仕事も恋も手に入れる…というのは、都合がよすぎるんだけど、現実はなかなかつらいんだから、小説のなかでくらいいいことがあったっていいじゃない、と思わせます。

望み通りの恋人を手に入れたのは恋愛小説だからいいとして、望み通りの仕事まで手に入れるというのはあまりに都合がよすぎるので、☆をひとつへらしました。

しかし、完全に女性向け萌えなので、女性にはお勧めです。男性にはお勧めできない。
面白い!ロマンチック!。だけど「ありえない!」ラスト。 ★★★☆☆
「高慢と偏見」の文庫とBBC制作のドラマを見、さらにそれに影響された作品という本書の映画版
を観てここにたどりついたクチです。

先に書いてしまうと、映画版の方が全体的には面白かったし良かったです。
この本では映画よりも事細かにブリジットの生活が描写されているのですが、それが、一応
応援したくなるような奮闘ぶりなのですが、あまり進歩がなく時に下品な彼女にあきれさせられる
部分もあり・・・
特に、非喫煙者でお酒も日常的に飲んだりしない私には、彼女がズルズルタバコを吸ったり、
時にアルコールをがぶ飲みする様はだらしないな〜;という心象が際立ってしまいました。
また、どう考えても「たらし」でセクシーだけど下品な「ろくでもない男」ダニエルに惹かれて、
くっついたり元さやを期待したりする心情もよくわからず。。。こういった部分は映画版の方が
ライトに・コミカルに描かれていて、共感できなくとも楽しめました。

また、ミスター・ダーシーがブリジットに惹かれていく様もこちらではちょっと無理があるような・・・
一応小さなエピソードがちりばめられているのですが、あんなに素敵で完璧なダーシーさんが、
あんなにダメダメでだらしな〜いブリジットにそんなことで惹かれるかな?と考えると、小説とはいえ
かなり非現実的・唐突に思えます。
最後の最後もちょっと、、、、すごくロマンチックで「独身女性の夢!」なシュチュエーションですが、
ダーシーさんのキャラが変わっちゃってる?別人?と思いました(笑)
そういう点で、「ダーシー氏が徐々にブリジットに惹かれて行く様子」も映画の方が映像や表情でよく
表現されていましたし、ラストも同じ「現実ではありえない」ものでも、映画版の方が2人の
キャラクターを考えた時にしっくりくるし、好きです。

逆に映画よりこちらの方が良かったのは後半のエピソード!!母親の不倫が周囲を巻き込んだドタバタ事件に
発展して行く様子!
映画版を見た時は、ダーシー氏の性格や財力・社会的ランク以外はあまり「高慢と偏見」の影響を見出せなかったのですが、
こういう後半の展開がそうだったのか!とよくわかり、ファンとしては大変満足しました。

お母さんのキャラも映画より強烈で(ブリジット目線でみるとすごくげんなりするのですが)面白いですww

それから、すごく勉強になったのは9月23日の日記。
かなり正式な「三人称で書かれた」パーティーの招待状の返事の書き方について。
「自分が招待状に返事を出すために自分自身に雇われた想像上の人物で、招待状を出すためにパーティーのホスト
またはホステスに雇われた同じく想像上の人物に返事をしているみたいに・・・」書くというもの。
例文として?本文には
「ブリジット・ジョーンズといたしましては、大変残念ではございますが、出席する事ができないと・・・・」
等ありました。

なるほど、イギリスの(昔の?)上流階級ともなれば使用人や執事さんがいて当たり前だから、主人自らパーティーの
招待状や返事を書いたりはせず、執事さん同士がやりとりをしていて、その名残が今もあるのか〜!と
大変興味深く読みました。とてもイギリスっぽくて優雅で素敵ですよね!
ブリジットは「これって、三人称で書かれた例の気取りまくった招待状じゃない。〜」と言っていましたが(笑)

まとまりのない感想になってしまいましたが・・・
すごく人生について考えさせられる・・・というような本ではなく、娯楽色が強い本ですが、
エンターテイメントとしては気晴らしにうってつけ。
日常がマンネリ化してて、ちょっと刺激と元気が欲しい時に読むのにぴったりな本だと思いました。
軽くて楽しい本が欲しい時にオススメです。
いまいち・・・ ★☆☆☆☆
内容以前に文章がひどく、ところどころ気になってしまい、楽しめなかった。
原書を読めばもっとおもしろいのかもしれない。もう少し文章を推敲してから出版してほしかった。
ありのままって。 ★★★☆☆
レニー・ゼルウィガー主演の映画にもなっているこの作品。

アルコールに煙草。体重は増える一方。
おまけに彼氏無しの三十路女性。
パーティーに出席すれば周りからは

「結婚はまだ?」

変わってみせるっ!!
ダイエットして、仕事もバリバリして、
素適なボーイフレンドを見つけてやるんだあっ!

そう決心したブリジットは日記をつけ始めます。
でも、不器用なブリジットは何事も一生懸命なのに空回り。
やっとできた彼氏には二股されていて!!

思わず手に汗握って応援してしまう!
頑張れブリジット!

きっと、誰にでもコンプレックスはあるもので、
でもそれを乗り越えようとしている自分の姿を
ブリジットに重ねているのかもね。

そして、ちゃあんと
そんなブリジットを受け止めてくれるヒトはいるのです。

I like you as you are
ありのままのきみが好き。

摂食障害で悩むさるきち。
ありのままのさるきちをもっと好きになれたらいいのにな。
映画も小説も ★★★★☆
映画を先に見てから小説を読みました。両方ともとても面白いです。

小説は現代版「高慢と偏見」ですね。母とフリオのくだりは本当にそのまんまです。
ブリジット・ジョーンズが好きな方はぜひ「高慢と偏見」も読んでみてください!

映画版はややブリジットがおバカなところが強調されていますが、小説版ではもっと独立心があり(シングルトン!)、シニカルでユーモアがあります。

映画を見ても小説を読んでも元気になれます!一気に読むこと請け合いです。