いいねぇ
★★★★☆
イタリアに興味を持ち始め、タイトルにイタリアと付けば読んでみるが、この二人のイタリア人は私と同年代で、日本にいて、どんなことを思っているのだろう、と読み始めた。
内容としては、二人の私的な考えでいろいろな事柄を語り合うということだが、街で見かけるイタリア人たちはこんなことを話しながら、笑ってエスプレッソを飲んでいるのかと思い、そんな二人の仲間につい私も入りたくなってしまった。
男の流儀というより、最初のページに`chiacchiere`とあるように、イタリア男のおしゃべりを聞いてしまった!!という軽く読める一冊だった。この二人、それぞれ持ち味がちがうようだが、日本を好きでいてくれるらしいことはよくわかった。
なぜ?
★☆☆☆☆
たいへん内容の薄い本です。男の流儀というタイトルも、内容と合っているとは言えない気がしました。日本に関してはっきりと、表現されてはおりませんが(彼らも日本人化?)、完璧に上から目線で、けっして日本を褒めてくれてはいないと感じました。あくまでイタリア賛歌です。英国のことまで、けなしてあります。イタリア人だから仕方がないのでしょうか?彼らには、日本ではなく、フランスをどう考えているか?についての本を出版して欲しいと思いました。そちらのほうが面白そうです。しかしまあ、一体なぜこのような本を作ったのでしょうか?謎です。そしてまた、このお二人の高飛車な様子は、日本人の謙虚&控え目な態度の良さを、改めて感じさせてくれます。
イタリアを普通に知りたい人に読んでもらいたいな
★★★★★
単純な日伊比較ということで読んでもおもしろいですが、読みながら日本が子供ための国ということを改めて考えてしまいました。それぞれの国の文化やシステムの違いはあるのでしょうが、表面的な事以上に、いろいろなことを考えることができました。
イタリアがらみのエッセイなどは、おもしろおかしくその違いを書いてあるだけ、またはとても真面目な美術系の本が多い中、普通に生活しているイタリア人の考え方を垣間見ることができる本だと思います。
なかなか考えさせられます!
★★★★★
いろいろな日本人の方がイタリアの文化や人々の事を書いてる本は沢山ありますが、これは、本場のイタリア人がイタリア文化や人間性を語るので、おもしろい!内容も女性のことから政治まで・・かなり読み応えがあります!!読んでるうちに日本人文化についても考えさせられちゃいます! これはオススメ!!